ワンコの視点で車を選ぶと？ - MonJa〈もんじゃ〉お金と暮らしの情報サイト

高級車に乗る条件とは？

ぬあんと！　
フェラーリの持ち主さんは、まるでイタリアのファッション雑誌から抜け出てきたようなイケメンのイタ男さまでした。

うわっ！
Sorryじゃなくってイタリア語ではなんて言うんだっけ？
と焦りまくってしまったら、

「わあ、可愛いワンちゃんですね。名まえなんていうんですか？」

って、イタ男さまは流暢な日本語でございまして。

いやあ、びっくり。
ハナちゃんににっこり微笑んでくれて、リコたんまで、目がハートになってしまいましたがな。
ハナちゃんもイケメン好きなので、目がハートで鳴き声もキュンキュン一オクターブ上がっていますわ！
そして、さっそうと走り去っていったフェラーリは、イタリアンなフレグランスを残していきましたとさ。

そうか、ハナちゃん、フェラーリにイケメンの匂いを探し当てたのね！

しかし、しかし、ハナちゃん。
どうして、フェラーリを見つけると、興奮するんですかね？
車種はわからないはずなのに、フェラーリには反応するんです。

ポルシェやメルセデスでもなく、ベントレーでも、ランボルギーニでもなく……区別できるみたい。

で、ふと、お家時間の間に見た映画を思い出しました。

『エンツォレーサーになりたかった犬とある家族の物語』

主人公のエンツォはワンコの名まえ。
エンツォはレーサーと暮らす老犬ですが、来世では人間に生まれ変わるという、モンゴルの言い伝えを信じてるワンちゃん。

で、車好きの人なら、エンツォといえば、フェラーリの創業者で、モータースポーツ界の偉人である、エンツォ・フェラーリに因んだ名まえということも、ピンとくるはず。

ハナちゃんが、フェラーリにこだわるのは、ハナちゃんもワンコ界と人間界を自由に行き来するスゴいワンコだったりして。
だから、ハナちゃんにとって、フェラーリには何か特別な概念ができてるのかも。

んでもって、リコたんに、フェラーリが似合うような、誰からも尊敬される偉大なセレブになりなさいよ、と導いてくれてるのかもしれません。

ワンワンワン！
そう思ってくれたら嬉しいワン！
お家時間が長い間に、しっかりマネー計画を立てて、セレブ修業に励んでね。
そして、ハナちゃんが多少暴れたくらいでは、目くじら立てずに優雅に、笑ってね。

優雅さこそ、セレブ生活の第一歩。
お金の使い方も優雅にね！
それこそ、これがセレブの概念。

概念をしっかりとらえていけば、人生の分かれ道でも失敗しないかも。
それについては、回を改めて、じっくりとね。