類似の定額音楽配信サービスが次々に登場している

米グーグルの傘下のYoutube社が手掛ける「YouTube Music(ユーチューブ・ミュージック)」の登場により、話題を集めている“定額音楽配信サービス”。定額音楽配信サービスとは、毎月決まった金額を支払えば、配信サイトに登録されているアーティストの楽曲をいくらでも楽しむことができるサービスです。

「10曲入り3000円のCDアルバムをたくさん買わなくても、月額料金を支払えば世の中のほとんどの音楽をいくらでも聴くことができる」——。定額音楽配信サービスは、音楽好きにはたまらない嬉しいサービスなのです。

ひと昔前のように、レコードショップに足を運んで聞きたい音源をその都度買ったり、友達とお気に入りのCDを貸し借りする……。そうした光景は、数年後には見られなくなっているかもしれません。

現在、日本には「YouTube Music」のほかに「Apple Music(アップルミュージック)」「Spotify(スポティファイ)」「LINE MUSIC(ラインミュージック)」「Amazon Prime Music(アマゾン・プライム・ミュージック)」など、類似の定額音楽配信サービスが複数存在します。各社は配信曲数やアーティストのラインアップ、料金設定などで競い合っている状況です。

今回は、そんな定額音楽配信サービスの中でも先行するApple MusicSpotifyを比較します。どちらが自分に合ったサービスなのか見極める参考にしてみてください。

Apple Musicには3カ月無料キャンペーン、Spotifyには無料会員

  Apple Music Spotify
一般会員 月額980円 月額980円
無料会員 なし あり
家族割引き 月額1480円 月額1480円
学生割引 月額480円 月額480円

Apple MusicとSpotifyの料金設定は上記の通り。2つのサービスを比べてみると、料金には差がないことがわかります。

違いを挙げるとすれば、Spotifyには無料でサービスを利用できる無料会員がある点です。
無料会員と聞くと、サービスの一部分しか利用できないイメージですが、Spotifyの無料会員はけっこうすごいです。

無料会員でも、Spotifyに登録されている約4000万曲すべてをフル尺で聴くことができます。ただし、個別の曲選択ができないという制約があります。好きなアーティストを検索して、好きなアルバムを選択するところまではできるのですが、曲選択はできず、選択したアルバムの楽曲がランダム再生される仕組みとなっています。また、音楽を楽しんでいる最中、ときどき広告が流れるのも無料会員の特徴です。

それでも、無料会員としては十分すぎるサービスの内容と言えるのではないでしょうか。これなら、普段はあまり音楽にお金をかけない人も気軽に始められそうです。

一方、Apple Musicには、最初の3カ月は無料で有料会員のサービスを受けられるキャンペーンがあります。体験版として登録し有料会員サービスに月額980円を支払うべきかじっくり検討することができます。

配信曲数やアーティストのラインアップは同じ? 有料会員数に差があり

  Apple Music Spotify
有料会員数 約5600万人
※2018年12月時点
約8700万人
※2018年11月時点
サービス開始時期 2015年 2008年

Apple MusicとSpotifyでは、どちらのほうが人気なのでしょうか。有料会員数を比べてみると、Spotifyに軍配が挙がります。とはいえ、Apple Musicはサービスを開始してからまだ3年しか経過していません。また、米国に限れば、Apple Musicの有料会員数がSpotifyを上回ったとの報道もあります。利用者の数だけでは、どちらが優れているか判断はできないようです。

それでは、配信曲数やアーティストのラインアップの違いはどうでしょうか。聴くことができる楽曲の数を比較すると、Apple Musicが約5000万曲、Spotifyが約4000万曲となっています(2018年12月時点、各サービスのホームページ参照)。

数字だけを見ても、実際にどのような曲が聴けて、どのような曲が聴けないのかイメージしにくいでしょう。そこで、筆者が選んだ邦楽・洋楽で比較してみました。

【邦楽部門】

  Apple Music Spotify
松任谷由実
スピッツ
西野カナ
Suchmos
くるり
LOSTAGE
欅坂46
ゆるめるモ!
Task have Fun ×
PEAR OF THE WEST
Cigaretteman ×

【洋楽部門】

  Apple Music Spotify
Taylor Swift
Drake
Ed Sheeran
Phoebe Bridgers
the smith
Weezer
Quicksand
Jawbox
Q and Not U
Cap’n Jazz

比べてみた結果、Apple MusicとSpotifyでは、聴ける音楽に大きな差はないようです。筆者の調べたアーティストの中では、Apple Musicが邦楽に強く、Spotifyが洋楽に強い傾向がある?ようでした。とはいえ、どちらも世の中にあるほとんどの楽曲が聴ける魅力的なサービスであることは間違いないでしょう。


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