2017年、ビットコイン祭りが始まる!

6月16日、ついにビットコインが1ビットコイン=100万円の大台に乗りました。パチパチパチ。もうちょっとで私の含み損がなくなります。がんばれビットコイン!


出所:ビットフライヤーホームページ

さて今回は、ビットコイン話の後編です!(前編はこちらから)
なぜ私がコインチェックのNEM流出事件の直後というタイミングでビットコインを始めるに至ったか――。今回はそのことについて書きたいと思います。

水への投資 世界的に不可欠な資源への投資機会 BNPパリバ・アセットマネジメント

私はもともと仮想通貨自体に興味はなく、投資するつもりもありませんでした。しかし、2017年になって急に盛り上がっているというのは、なんとなく知っていました。

それで2017年の7月頃かな、いまからでも波に乗れるかもしれないと思い、少し調べてみたのですが、その時は日経新聞にもわりと大きめの記事がちょくちょく載るようになっていました。そうなると、そろそろパーティーも終わりかな、と思っちゃいます。

それでグズグズしていたら、ビットコインが分裂してビットコインキャッシュが生まれたとか、わけのわからないことになって、さらに価格は急騰。完全に乗り遅れました。

世間の関心を集める「NEM流出事件」

その後、ビットコインは2017年12月中旬に最高値を記録したものの、12月後半には急落、そして2018年に入ってコインチェックのNEM流出事件が起こりました。

これで仮想通貨バブルは終わった。中途半端に始めなくてよかった~、メデタシメデタシ。とその時は思いました。

しかしコインチェックの流出事件は、世間の大きな関心を集め、テレビのニュースや情報番組で連日、取り上げられました。

とくに印象的だったのは、コインチェックの社長。流出金額580億円というわりには、「この人ダイジョブかなー」と心配になるぐらいふわーとしていて、「580億なんて楽勝で補償できるんですけど、何か?」みたいなノリで。

正直、仮想通貨の交換業者ってそんなに儲かるんだとびっくりしました。それがテレビで広まれば、いままで仮想通貨に興味なかった人も、「投資しときゃよかった」「仮想通貨ビジネス参入しときゃよかった」ってなりますよね。


2018年1月のコインチェックの流出事件は、仮想通貨への世間の注目を集めただけでなく、「仮想通貨は儲かる」と印象付けた

芸能界でもブームになっていた仮想通貨

さらに吉本興業の芸人を中心に、芸能界でも仮想通貨がブームになっていたというのも話題になりました。たむらけんじ(=たむけん)とか、かまいたちの山内とか、いかにも利に聡そうな人の名前が挙がって。「楽屋ではいつも仮想通貨の話ばかり」「実際に勧誘された」なんて、ネタにされていました。

そんな時、職場で私の向かいの席に座っていたYくんが教えてくれた次の話が、なぜか私の心にズーンと響いちゃったんです。

「吉本の若手芸人たちは、楽屋で車座になってたむけんの仮想通貨講義を聞くのが恒例になっていたんだけど、なぜかその輪の一番外側でザ・ぼんちのぼんちおさむがこっそり聞き耳を立てていて、メモ帳に “ネム”って書いていたらしいですよ」

「仮想通貨業者めちゃくちゃ儲かる」「580億円の補償なんて楽勝」「吉本若手芸人」「車座でたむけん講義」「ぼんちおさむ」「ネムとメモ」……。

これらのキーワードがなぜか頭の中で、ぐるぐる回って「仮想通貨バブルの第二幕、こりゃ来るな」となぜかひらめいちゃったワケ。思いつきってほんとコワイ!

さっそくビットフライヤーに口座開設し、お金を振り込みました。
当然、第二幕が開演することはなく、ずっと塩漬け状態に。当たり前ですけど。

そして時は流れてビットコインのことなんて誰も気に掛けなくなった令和の時代。いつの間にか第二幕(らしきもの)が始まっていました。

さて今回の波が、2017年の再来となるかどうか。信じるか信じないかはあなた次第! でもビットコインは数十円とか数百円から投資できるし、話のネタに気軽に始めていいと思うんだけどなー。ちなみに第二幕の座席、まだガラガラですよ!

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