「集中力をアップさせたい」「体力をつけさせたい」など、子どもの将来を考えて習い事をさせたり、検討している人はは多いでしょう。しかし、習い事をさせるにもお金がかかります。スイミングやピアノといった人気の習い事にはどのぐらいのお金がかかるのか調べてみました。

1位 スイミング

子どもの習い事で定番中の定番が「スイミング」です。リクルートマーケティングパートナーズ『ケイコとマナブ.net』が2017年に実施した調査では40.8%と、圧倒的な人気を誇ります。全身を使って泳ぐことで身体がまんべんなく鍛えられ、体力アップにもつながることが高い支持の理由です。

月謝は週1回レッスンで5,000円~6,000円が一般的です。キャンペーンによって無料になるケースもありますが、5,000円~10,000円の入会金もかかります。さらに選手コースになると月謝が上がります。一方、公営プールの教室であれば費用は抑えられます。

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2位 英語・英会話教室

ユニクロや楽天といった社内公用語の英語化を打ち出す企業が誕生するなど、国際化の加速や小学校での教科化などを背景に、お父さんやお母さんからの関心が高いのが英語・英会話教室です。受講人数や受講コースなどで変わりますが、月謝は週1回のレッスンで7,000円~9,000円、入会金は10,000円~12,000円が相場の平均になります。

3位 ピアノ

ピアノも定番の習い事です。昭和生まれの人間からするとピアノ=女の子のイメージがありますが、昨今はピアノを習っている男の子も珍しくはありません。音楽の才能を伸ばすだけでなく、脳の処理能力、集中力のアップに効果があるとも言われています。

費用は、個別レッスンと集団レッスンで変わりますが、月1回のレッスンで8,000円~12,000円、入会金は5,000円~10,000円がおおよその目安になります。

その他 サッカー・野球

男の子に人気の習い事がサッカーと野球です。選択肢としてはスポーツ少年団とクラブチームがあります。スポーツ少年団は地元の人やお父さんがほぼボランティアで監督やコーチをしてくれるため、月謝は2,000円~3,000円、入会費は2,000円~3,000円ですみます。一方のクラブチームは営利目的のため、月謝は5,000円~7,000円、入会費は10,000円ほどです。本格的にプレーしたい子どもはクラブチームを選ぶ傾向があります。また、いずれの種目も遠征の車出しやコーチなどの協力を求められることもあります。

以上が習い事でかかる費用になりますが、月謝や入会費は教室やクラブ、チームによって大きく変わります。さらにサッカーや野球であればユニフォームやボール、スパイクなどに15,000円~25,000円、スイミングであれば水着やゴーグル、スイミングキャップなどに5,000円、英語・英会話教室やピアノであれば10,000円~20,000円の教材費が別途かかることも忘れずに!

子どもの習い事にかけるお金は、月の収入の5%~10%に以内におさめるのがセオリーといわれています。あまりやらせすぎると子どもも家計も疲弊してしまいますので、「好きこそ物の上手なれ」の考えで、子どもが興味をしめし、家計に負担のかからない程度の習い事に絞り込めば、費用対効果も高まるのではないでしょうか。効果的な習い事であなたの子どもも未来の池江璃花子、大谷翔平になれるかも!?

※スイミング、英語・英会話教室、ピアノの費用は、「いこーよ」の「子どもの習い事特集2019」を参考に、サッカーや野球の費用は各種情報を参考にしました。

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