10連休の真っ昼間に空き巣被害

日本の元号が平成から令和に代わり、世間が史上初の10連休に盛り上がるなか、真っ昼間にもかかわらず私の親戚の家に空き巣が入りました。周りは顔見知りばかりの田舎住まいということもあり、カギをかけていなかった1階の窓から侵入。十数万円の現金が盗まれてしまいました。私の親戚の家ばかりでなく、周辺の家々も同じ被害にあったそうです。


いくら警察が協力しても戸締りがおろそかでは被害を防げない

悔しいのは、見かけたことのない若い男がウロウロしていたため、警察に通報し、周辺をパトロールしてもらったのに被害にあったこと……。いくら警察に協力してもらっても、戸締りを怠るなどのスキを見せては、身の安全と大切な資産を守れないということです。

泥棒はどこから侵入するのか?

泥棒はどのような手段で侵入するのか?

出所:警察庁(2018年)

泥棒の侵入経路で一番多いのが、一戸建て住宅、マンションなどの共同住宅(3階建て以下)では窓で、50%を超えます。その次が玄関(表出入口)です。侵入手段は無施錠(無締り)がほぼ半数を占めており、その次がガラス破りの順になっています。私の親戚は最も一般的な方法で入られたわけです。

泥棒対策の基本① 玄関・窓などの戸締り


泥棒の多くは窓から侵入する。戸締りは泥棒対策の基本中の基本になる

したがって泥棒の侵入を防ぐ最も効果的な方法は戸締りをすることに尽きます。4階建て以上の共同住宅でも窓からの侵入が32.9%もあるように、1階だけでなく、2階、3階なども必ずカギをかけるようにしましょう。

忘れがちなのが、洗面所などの小窓です。こんな小さな窓からはとても入り込まないだろうと思われますが、頭と肩さえ入れば小窓からも入ることができます。ムシムシするこれからの季節、小窓なら大丈夫だろうと開けたまま眠ることもありますが、いくら涼しいからといって開けっ放しは避けたほうがよさそうです。

泥棒対策の基本② 防犯ガラスや補助錠を


ガラスを壊して侵入する荒々しい手口も多い

侵入手段の2番手にガラス破りがランクインしているように、いくらしっかり戸締りしても窓ガラスを割られ、カギ(クレセント錠)を開けられたら意味がありません。

ガラス破りを防ぐには、丈夫な面格子や補助錠をつけるのが効果的です。サッシの枠などに取り付ける補助錠は、ホームセンターなどで簡単に購入でき、設置も容易なので検討してはいかがでしょうか。

ガラス破り対策として開発された防犯ガラスや防犯フィルムもあります。防犯ガラスは二枚のガラスの間に防犯用の特殊中間膜(防犯膜)を挟み、ガラスを破壊しにくくしています。

防犯ガラスは価格が高いという人は、防犯フィルムはどうでしょうか? 窓ガラスに貼り付けるだけでガラス面を強化することができます。ただし、防犯ガラスより割安とはいえ、あまりにも安い防犯フィルムは要注意です。価格も重要ですが、性能も裏付けられた防犯フィルムを選ぶようにしましょう。

泥棒対策の基本③ 照明やテレビ、ラジオをつける


明かりをつけたり、テレビやラジオの音を流すのも泥棒対策になる

泥棒にとってありがたいシチュエーションは、家に誰もいないことです。そこで実際は不在であっても、照明やテレビ、ラジオをつけて、あたかも人がいるようにカモフラージュする方法もあります。電気代がもったいないという人は照明やテレビなどを自動的にオン・オフしてくれるタイマー機能を活用する手もあります。
ポストに新聞がたまっていると、留守宅であることがバレバレになります。不在期間中には新聞の配達を止めてもらうようにしましょう。

泥棒対策の基本④ ホームセキュリティや防犯カメラの導入


防犯カメラも泥棒被害の抑止力になる

セコムやアルソックなどのホームセキュリティを導入すれば、不在時でも窓が開けられたり、無人の部屋の中で動きがあればセンサーが反応し、通報してくれます。
セコムやアルソックなどのステッカーが貼られている家は、ホームセキュリティを導入している証しになるので、泥棒の抑止力になるともいわれています。防犯カメラも防犯意識の高さをあらわすため、泥棒が侵入をためらう要因になるようです。

泥棒対策の基本⑤ 犬を飼う


犬は泥棒にとって天敵のような存在だ

古典的ですが、犬を飼うのも効果的な防犯対策です。実際の事件を取り上げたノンフィクションの中で、空き巣や押し込み強盗の常習犯が、下見の過程で犬を飼っている家をターゲットから外したと供述しているシーンがありました。見知らぬ人の気配を察し、吠える犬はペットでもあり、心強い番犬にもなるのではないでしょうか?

泥棒は一度入ったらもうおしまいではありません。オレオレ詐欺と同じように、一度味をしめたらまた狙ってくる可能性があります。一番大切なのは、泥棒に一度も入られないことですが、もしも被害にあったときにはどこにスキがあったのか確認し、二度と泥棒が寄り付かない住まいにしましょう。


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