もうすぐ年末=大掃除の季節です。今年1年の汚れを落として、スッキリした気分で新年を迎えたいですよね。とはいえ、「家全体を大掃除するのは大変すぎ!」という人も多いはず。そこで人気節約インスタグラマー・ののこさんに、忙しくてもできて節約にも効く「大掃除のコツ」を教えていただきました!
- 大掃除と同時に、家にある「もの」の状態を点検する
- 後々、家事をラクにしてくれる大掃除は欠かさない
- 整理整頓すれば「ムダ買い」「ダブリ買い」を回避でき、節約につながる
「もの」の確認作業のついでに納戸を大掃除
今年も残すところ後1カ月! 皆さんは毎年年末の大掃除はしていますか?
我が家は家計管理を始めたのと同時に、家の整理・整頓を実行。物がかなり減り、掃除しやすいお家にしたつもりなので「大掃除はしなくても大丈夫!」と思っていたのですが……見落としていた場所が1か所ありました。いつもはほとんど使っていない納戸です!
納戸には家族が購入した「もの」の空き箱が沢山入っています。私は空き箱は捨てる派なのですが、家族は「もの」を売る時に箱があった方が高く売れるから残しておくそうです。
でも、もしその「もの」が壊れてしまったり、売れる状態ではなくなったら……? 箱は必要なくなりますよね。そこで年末は、家族で家にある「もの」の状態の確認作業のついでに、納戸から一度全ての荷物を出し、溜まったホコリを掃除して、いるものだけを戻す……という、納戸の大掃除と整理をしています。
忙しくても「家事負担を減らす」掃除は欠かさない
私が仕事復帰したことに加え、上の子も塾で忙しく、今年は家族みんなで大掃除できるか少し怪しいところです。そんな大掃除ができない年でも、洗濯槽だけは必ず掃除しています。
洗濯機は毎日使うもの。洗濯槽の汚れが原因で洗濯物が臭うようになってしまうと、洗い直しが必要になり、二度手間になってしまいます。家事負担を増やさないためにも、「これをやっておくと先々がラクになる」という場所は、忙しくても掃除しておくのがおすすめです。
掃除と整理整頓で、お金が貯まるようになった
実は元汚部屋出身の私ですが、部屋の掃除と整理整頓によって、お金を貯められるようになりました!
例えばキッチンの収納では、場所ごとに取り出しやすく、在庫を把握しやすいようにしています。
ののこさん宅の整理されたキッチン
以前は調味料や乾物を適当に棚に入れていたので、在庫を把握できず、同じものを2個買ってしまうこともありました。整理してからはダブり買いをすることがなくなり、月に千円程度、年間にすると約1万2千円の節約になっています。
その他にも、以前は冷蔵庫に食材をパンパンに詰めていました。そのせいで、気が付いたら賞味期限切れの食材が出てくることも……。食材を捨てるということは、食費をムダに使っているということです。よく使う食材は白いケースに入れて取り出しやすいようにし、冷蔵庫の中で見えない部分を作らないよう収納を見直しました。
その結果、冷蔵庫内に定位置を決めて食材を入れるので取り出す時間を短縮できるようになったほか、冷蔵庫を何度も開け閉めする必要がなくなり電気代の節約にもつながっています。
「大掃除をするのは大変」という方は、普段よく使う場所の収納などを見直してみるのもおすすめです。今年もお部屋をスッキリさせて、気持ちよく新年を迎えたいと思います!
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