人気のがん保険、今回は入院給付金をチェック!
皆さんこんにちは、いま本気でがん保険に加入しようと思っているしらこしらおです。人気のがん保険について比較検討するシリーズの第3回目です。
比較するのは以下の8商品。
人気のがん保険としてよく名前の挙がる8つです。
・メットライフ生命『ガードX』
・チューリッヒ生命『終身ガン治療保険プレミアムDX』
・オリックス生命『ビリーブ』
・FWD富士生命『新がんベスト・ゴールドα』
・アクサダイレクト『がん終身』
・ライフネット生命『がん保険ダブルエール』
・アフラック『Days1』
・東京海上日動あんしん生命『がん治療支援保険NEO』
前回はがん診断給付金について調べました。商品ごとに保障内容に差が出ましたが、結局どれがいいのかわかりませんでした。ただし、FWD富士生命の診断給付金がとにかく手厚いことが印象に残りました……。
さて今回は「がん入院給付金」について見ていきます。
がん入院給付金とは、がんで入院した時に入院日数に応じて受け取れる給付金のことです。医療保険の場合は通常、60日や120日など、1入院あたりの支払限度日数が決められています。
しかし、がん入院給付金に支払限度日数はなく、入退院を繰り返しても、長期入院しても入院した日数分の給付金を受け取れる点が特徴です。
さて、8商品のがん入院給付金に調べたところ、こんな内容でした。
メットライフ生命 『ガードX』 |
・60日までは1日5,000円、61日目からは1日1万円 ・特約で付加 |
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チューリッヒ生命 『終身ガン治療保険 プレミアムDX』 |
・ガン入院給付金:1日につき5,000円~3万円(5,000円単位で変更)の中から選択 ・ガン長期入院差額ベッド給付金:8日目以降、1日につき1万円(8日以上入院し、その期間に差額ベッド代の負担が発生したとき) ・特約で付加 |
オリックス生命 『ビリーブ』 |
・1日につき5,000円か1万円を選択 ・主契約 |
FWD富士生命 『新がん保険・ ゴールドα』 |
なし |
アクサダイレクト 『がん終身』 |
・1日につき5,000円~2万円(5,000円単位で変更)の中から選択 ・主契約 |
ライフネット生命 『がん保険 ダブルエール』 |
・治療サポート給付金:手術、放射線治療、抗がん剤治療(ホルモン療法含む)のいずれかを受けた場合、入院・通院を問わず月1回10万円(回数無制限)を受け取れる ・「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」に付加 |
アフラック 『Days1』 |
・1日につき5,000円か1万円で選択 ・主契約 |
東京海上日動 あんしん生命 『がん治療支援保険 NEO』 |
・1日につき5,000円か1万円で選択 ・主契約 |
1日につき5,000円~1万円ぐらいというのが一般的なタイプで、1日3万円が最高額でした。
そんな中でがん入院給付金なし!というFWD富士生命の独自性が今回も際立ちます。がん診断給付金を手厚くする分、がん入院給付金をなくすということでしょうか。潔い!
入院給付金を取るか、診断給付金を重視するか、それとも……
入院日数の短期化傾向と、医療保険による入院給付金の保障を考えると、入院給付金より一時金を重視するのも手だし、なんなら最低限の保障でも事足りる気もするけれど、万一のことを考えると……
個人的には入院給付金はそれほど手厚くなくてもいいかなぁと思っています。というのも前回もご紹介した通り、入院日数が短期化しているからです。
毎月の保険料を何年間も支払ってきて、1週間入院したからといって数万円もらっても割に合わないですよね。
あと、医療保険に加入しているので、入院給付金はそちらでも確保しています。
どうせ給付金を受け取るなら、一時金でまとまった金額を受け取るか、入院だけでなく通院も含めて給付されるものがいいかもしれません。
その点、ライフネット生命は、ざっくりしていていいですね。とにかく3大治療を受けたら月10万円! それも無制限! ネット保険なので保険料も割安!
でも調べれば調べるほど、がん保険に加入する意味がだんだん分からなくなってきました……。「がんになって、たくさん給付金もらった方がお得だな~」とか、本末転倒ですよね……。
本当にがん保険って必要? 保障は手厚いほうがいいの? それとも最低限でいいの? そもそも最低限なら加入必要ある? 医療保険あればいいんじゃない?
う~ん、誰か教えて~。
というわけで、混乱してきたので今回はここまで。また次回をお楽しみに!