働き盛りの女性に多い乳がん

2018年も多くの著名人ががんでこの世を去りました。元プロ野球選手・監督の星野仙一さん(膵臓がん)、やはり元プロ野球選手の衣笠祥雄さん(大腸がん)、アニメ監督の高畑勲さん。そして漫画家のさくらももこさんは、まだ53歳という若さにもかかわらず、乳がんで亡くなりました。

がんは日本人男性の3人に2人、女性の2人に1人がかかる病であり、誰にとっても他人事ではありません。とくに女性の場合、30代、40代でがんにかかるケースが多く、実際に乳がんが一番多いのは40代後半、子宮頸がんが一番多いのは30代前半と言われています

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厚生労働省の調査によると、乳がんで死亡している人の数は年々増加していることがわかりました。

【図表】女性の乳がんによる死亡数(人口10万人対)
【図表】女性の乳がんによる死亡数(人口10万人対)
(出所)厚生労働省の平成29年(2017年)人口動態統計月報年計(概数)の概況

乳がんを早期に発見できるのは2年まで

がんは早期のうちに発見し適切な治療を行えば、完治する確率がぐんと高まる病です。とはいえ、例えば乳がんは1センチのがんが2センチになるまでに、わずか2年弱しかかかりません。乳がんの「早期」は2センチまでを指します。ですから、2年に1回乳がん検診を受ける必要があります。2年に1回乳がん検診を受けていれば、たとえがんが見つかったとしても「早期」というわけです

乳がん以外にも、子宮頸がん、胃がんは2年に1回、大腸がんと肺がんは毎年検診を受けた方がいいでしょう。検診といっても万能ではありません。がんを見逃してしまうこともあり得ます。だからこそ定期的に必ず受けることが重要なのです。
がん検診は、会社の健康診断のオプションで行える場合もありますし、ご自身で行う場合はお住まいの自治体の補助制度を活用するのも手です。

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生活習慣の改善と定期的ながん検診こそが、がんで命を落とさないための第一歩と言えるでしょう。