アクサダイレクトに決まり、と思ったら意外な伏兵の登場!

皆さんこんにちは。人気のがん保険について比較検討するシリーズの第7回目です。

その⑥ 保険料
その⑤ がん通院給付金
その④ がん3大治療給付金
その③ 入院給付金
その② がん診断給付金
その① 保険期間と払込期間

比較したのは以下の8商品。人気のがん保険としてよく名前の挙がる8つです。

アクサ・インベストメント・マネージャーズ 未来の世界を見据えて、持続的な成長が期待される企業に厳選投資

・メットライフ生命『ガードX』
・チューリッヒ生命『終身ガン治療保険プレミアムDX』
・オリックス生命『ビリーブ』
・FWD富士生命『新がんベスト・ゴールドα』
・アクサダイレクト『がん終身』
・ライフネット生命『がん保険ダブルエール』
・アフラック『Days1』
・東京海上日動あんしん生命『がん治療支援保険NEO』

6回の連載を通じて、これら人気のがん保険を比較検討したわけですが、保障と保険料のバランスに優れていて「加入するならこれかなぁ」と思える商品が何となく見えてきました。それがこれ。
アクサダイレクトの『がん終身』です!

まず前回比較した通り、保険料が圧倒的に安いこと。

にもかかわらず、診断給付金があって、入院給付金もあって、3大治療(手術、抗がん剤、放射線)は、すべて保障され、さらに退院後の治療にも給付金が支払われる、とまんべんなく備えられる点が魅力です。

あと初期のがんにもカバーできるというのもいいですね。でも保険料は安い(ここ重要)!

そういうわけで、これで決まりかなーと思っていたら、アクサダイレクトに匹敵する保険料の安さと保障の充実ぶりを誇る保険があるとのうわさを聞きつけてしまいました。。。

せっかく決めかけていたのに、余計な情報を聞きつけちゃうなんて、俺の耳のバカ! もうこれ以上迷うのはいやだ、早く楽になりたい! と思いつつも一応調べてみます。そのがん保険とは……。

楽天生命『スーパーがん保険』
SBI損保『がん保険 自由診療タイプ』

合理的な楽天とSBIの保障内容。どうなるアクサダイレクト?

楽天とSBI……。やっぱりあんたたちか。正直そう思いました。

まず楽天生命のほうから保険料を見積もります。
保障内容は「基本プラン」と保障を手厚くした「安心プラン」の2つから選べるようですが、「基本プラン」で見積もりました。それがこれ。

楽天生命見積もり

治療費をカバーするだけで、ほかに余計な保障はないようです。ちなみに入院給付金や診断給付金など保障される「安心プラン」にすると保険料は一気に5,000円を超えます。

これならアクサダイレクトのほうが保障と保険料のバランスがはるかにいいですね。そういうわけで楽天生命は却下。でもウェブサイトは機能的で使いやすかったです。

一方、SBI損保のほうですが、こっちはなんとがん治療にかかった費用を無制限に補償(損保なので補償なんですね)してくれるそうです。

これはすごい! と思いましたがよくよく読むと

公的医療保険制度にて保障されるべき金額(保険診療で可能な診療を自由診療にて行った場合の保険診療相当分、高額療養費相当額)はお支払いの対象とはなりません。

とあります。つまり自己負担分を全額補償してくれるということですね。
まぁ、ものすごく合理的な保険です。

気になる保険料ですが、

がん入院保険金:無制限
がん通院保険金:1,000万円
がん診断保険金:なし

で月々1,570円。
がん診断保険金を100万円にすると、月々2,650円。

合理的でいいような気もしますが、万一のことがあり、いざ保険金を請求する段階になって、何となく手続きに時間がかかりそうな気がするのですが、どうなんでしょう?

しかも差額ベッド代など直接治療に関係しない諸雑費は支払いの対象外だそうです。そういう雑費がいろいろかかるから、がん保険に入る、という考えもあると思います。

う~ん。個人的にはアクサダイレクトのほうがいいかな。
というわけで、やっぱりアクサダイレクトに決まりです!(たぶん)。

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