ダイエット、筋トレ、美肌にも欠かせないたんぱく質
ダイエットや筋トレの友といえば、たんぱく質。新しい皮膚をつくるうえで欠かせない栄養素のため、美容目的で摂取する人もいます。
手軽にたんぱく質を摂れる食品としては、サラダチキンやゆで卵、プロテインなどが有名ですが、毎日食べているとどうしても飽きてしまうもの。
余談ですが、筆者はかつて美容部員として働いていた頃に、毎日「ゆでた鶏むね肉、ゆで卵、ブロッコリー」のお弁当とプロテインを持参していました。ただ、半年経過したあたりでさすがに飽きてしまい、最終的にはお弁当を見ただけで気が滅入るように。
シフト勤務による不規則な生活でも肌荒れするわけにはいかず、これも仕事のうち……と思って続けていた食生活ですが、周りの人には「プロレスラーの食事みたい」「食事というかエサ」などと言われ散々でした。
しかし視野を広げてみれば、ゆで卵やゆで鶏肉ほどの高たんぱく・低コストではなくても、美味しくて手に入りやすいたんぱく源はたくさんあります。
なかでもコンビニのレジ横で売っているホットスナックは、「安い・うまい・お手軽」の三拍子がそろった素敵なたんぱく源! 揚げ物さえ避けてチョイスすれば、カロリーを控えながら低コストでたんぱく質を摂取することができます。
そこで今回は、「いかにたんぱく質をコスパよく摂取できるか」という視点で、コンビニのホットスナック(揚げ物以外)をチェックしてみました。
※セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンで販売されている商品を、各社のwebサイトを基に編集部集計。販売地域の表示があるコンビニについては、東京都内で販売している商品のみを集計。同じ商品でも地域によって価格や栄養価が異なる場合は、東京都で販売されている製品のデータを使用。データは2019年4月1日のもの。
肉や魚、卵、チーズなどに多いたんぱく質。1日に必要な量は、体重1kgあたり1g程度(体重60kgなら60g程度)といわれています。
【焼き鳥部門】合言葉は、「もも肉を塩味で!」
〈焼き鳥部門コスパTOP5〉
ホットスナックのなかでも、とくに低コスト・低カロリーでたんぱく質を摂れる焼き鳥。お肉を焼いて味を付けただけ=ほぼピュアなたんぱく質の塊なので、脂質や炭水化物など余計なものを摂取せずに済む点もポイントです。
今回チェックした商品のなかでは、ローソンの「でか焼鳥 もも塩」がたんぱく質のコスパの良さでトップとなりました。たんぱく質量に対するカロリーが控えめで、ダイエットにも向いた商品です。
ちなみに2位のファミリーマート「炭火焼きとり もも(塩)」も、たんぱく質1gあたり8.2円とかなりの安さ。たんぱく質目当てで焼き鳥を買う際は、「もも肉を塩味で!」と覚えておけば間違いなさそうです。
【チキンソテー部門】1品でたんぱく質をガッツリ補給
〈チキンソテー部門コスパTOP5〉
焼き鳥に次いで低コスト・低カロリーなたんぱく源であるチキンソテー。焼き鳥よりもジューシーさが求められるためか、やや脂質の多いリッチな肉質のことが多く、たんぱく質のコストも焼き鳥と比べて高めの傾向です。
そうはいっても、ファミリーマート「照焼ローストチキン(骨付き)」やファミリーマート「チキンステーキ」なら、たんぱく質1gあたり9.3円と十分安い水準。加えてこれ1品でたんぱく質を22~23gもとれるため、「今日はたんぱく質不足だなぁ」という日の摂取量底上げメニューとしてもおすすめです。
【フランクフルト部門】ホットスナック界の高級たんぱく質
〈フランクフルト部門コスパTOP5〉
肉肉しい見た目でテンションを上げてくれるフランクフルト。ソースなし・かじるだけで簡単に食べられるので、手早くたんぱく質を摂りたいときにも便利です。
コンビニのホットスナック内ではやや高級な部類に入るたんぱく源ですが、セブンイレブンの「BIGポークフランク」を選べばたんぱく質11.5gをたったの143円で買うことができます。