まんが家のリコたんと暮らすビションフリーゼのハナちゃんは、フランス宮廷で王族・貴族に愛されたご先祖さまの血を引く由緒正しいセレブ犬。ふわふわもこもこで、見かけは白雪姫のような美人さんだけど、一皮むけばお茶目すぎる気まぐれ怪獣犬。特に夏場は暑くて、ツンデレ度はMAXに! でもそれさえも、飼い主にハッピーな金運をもたらすミッションに繋がるのです!(あやせ理子=絵とお話 聞き手・文=だーま)
ワンコもマネーもツンデレで人はみな翻弄される
こんにちワン! ビションフリーゼのハナちゃんです。
7月も後半なのに、全国的に梅雨明けはまだのようですね。
ジメジメして蒸し暑い。
ちょっと動くと、汗びっしょり。
なのに、洗濯物が乾かない。
おまけに、エアコンから結露ポタポタ。
不快指数MAX!
やーん、いいこと無いよう!
早く梅雨明けしてカラッとして~!
と叫んでいるのはリコたんです。
しかし、それ以上に不快指数MAX!なのはハナちゃん。
この蒸し蒸しに参ってしまい、暴れる元気もなく、
リコたんに対しても、ツンデレぶりが止まりません。
唯一おやつに満足したときだけ、デレ~。
それがまたカワユイのだけど。
でも、ちょっとわかる。
ワンコは、人間以上に高温多湿に弱いから。
この時期は、除湿が効いて、ひんやり涼しいお部屋が一番。
お散歩も辛いし、本来の食欲もちと低下して、ツンデレな態度になっちゃうのね。
だって、もともと、高貴な暮らしのセレブ犬のDNA。
先祖さまたちが暮らしたフランス宮廷って、夏でもカラっとしてて、快適だったんだから……。
しかし、梅雨の時期だと、なんでこんなに暑苦しいのでしょう?
これからもっと猛暑になるのが思いやられます。
でも、この不快の原因は、湿度。
日本はねえ、海に囲まれてるから、蒸すんですよぉ。
湿度が多いと、同じ気温でももわっとして、体感温度が高く感じます。
気温がもっと高くても、からっと乾いた空気なら、湿度が高いときよりも快適に感じるので、体感温度も低く感じるというもの。
ワンコは人間と違って汗腺は肉球のとこに集中しているので、体温調節は、人間よりも大変。
なので、梅雨の時期にツンデレ度が増大しても、リコたん、どんまいです。
ところで、不快指数って言葉で、ぴぴーん!
指数といえば、マネー運用にも欠かせない言葉。
株を始めたら、誰もがお勉強しなければならない「株価指数」。
こっちが不快になっては大変ですが……。
しっかりお勉強して、不快ではなく、深い!
そう、株とお付き合いするって、深いんです!
マネーちゃんも、ツンデレです。
翻弄されて泣くようじゃ修業が立ちません。
その点、ハナちゃんに振り回されてきたリコたん、ちょっとやそっとのツンデレには、驚きませんぜ!