【投資家】ぽんちよ」(2021年8月18日現在登録者数24.7万人)を運営し、「投資家ぽんちよのブログ」も大人気の投資YouTuberぽんちよさん。今回は、忙しい人でも手軽に実践できるとっておきの「株の見つけ方」について教えていただきます。

  • 魅力的な銘柄を発掘するには、証券会社の「スクリーニング機能」がおススメ
  • 「売上成長20%以上」「営業利益率10%以上」などキーワードで銘柄を絞り込む
  • 便利な「スクリーニング機能」も万能ではない。最終的には決算書などをチェック

あなたの株の見つけ方は?

どうもこんにちは、ぽんちよです。普段運営しているYouTubeチャンネル『【投資家】ぽんちよ』では投資信託・株の発信をしています。そして、私もサラリーマンとして働きながら毎日株と向き合う個人投資家です。

この記事の読者の多くの方はサラリーマン投資家として、私と同様に日々株式投資を行っていると思いますが、皆さんはどのように銘柄を探しているでしょうか? おそらく「自分の知ってる会社を!」「新聞でニュースになってた株」「ブログやYouTubeでおすすめされていた株」などから銘柄を選んでいるのではないですか?

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なかには投資家のバイブルである「会社四季報」を通読している方もいるかもしれません。ただし、本業の仕事ですら忙しいサラリーマンにとっては、銘柄を探すために投資雑誌や四季報を読み漁る時間を取るのは厳しいかもしれません

時間短縮で銘柄を探していく方法!

忙しいサラリーマンが銘柄を発掘していく方法として、私のおすすめは「スクリーニング機能を使う」ということです。スクリーニング機能は、楽天証券・SBI証券などの証券会社がそれぞれ運営しているサービスで、自分の好きな銘柄の特徴を入力すれば、自動でそのような特徴を持っている銘柄を見つけてくれる機能です。

SBI証券の『スクリーナー』
検索条件を入力して銘柄を発掘する「スクリーニング機能」(SBI証券より)

楽天証券では「スーパースクリーナー」、SBI証券では「スクリーナー」という名前のサービスとなっており、証券口座の保有者であれば無料で使うことができます。

スクリーナーを使いこなせ! 目指せ10倍成長株

スクリーニング機能の利点は、「売上成長率20%以上」などの条件を入力すれば、自動で日本の全企業の中からその条件に合った企業を見つけ出してくれる点です。もしスクリーニング機能を使わない場合は、四季報や企業ページ等から1社ずつ自分の好みの財務状況の企業を探していく必要があります。

しかし、スクリーニング機能はこの手間をすべて省いてくれます。では、どのような条件で銘柄のスクリーニングをかけていけば、将来的に期待できるような株を見つけることができるのでしょうか?

過去の記事「成長株選びで注目すべき3つのポイント!」では、今後株価が大きく伸びる可能性がある銘柄として、「売上成長20%以上」「営業利益率10%以上」「時価総額200億円以下」というポイントを紹介しました。このような条件で探してみるのもいいでしょう!

楽天証券の『スーパースクリーナー』
「売上成長20%以上」「営業利益率10%以上」「時価総額200億以下」だと60社が検索にヒット(楽天証券より)

また高配当株を探すのであれば、「配当利回り3%以上」などの条件で探してみると、すぐにたくさんの高配当株を見つけ出すことができます。

スクリーニングは万能ではないけど大きな武器に

希望の条件を打ち込み、「スクリーニング機能で見つけた銘柄をすぐ買う」というのは、あまりお勧めはしません。あくまで株式投資ではその企業の事業内容・将来性などが非常に重要になるからです。このためスクリーニング機能で見つけた銘柄の中で1社ずつ決算資料などを読み解いていく必要があります(結局、銘柄発掘をする上では、個別の財務分析を欠かすことはできません)。

ただし、日本株市場の3000以上ある銘柄の中からスクリーニング機能で一気に銘柄数を絞れるのであれば、多忙なサラリーマンにとって、スクリーニング機能は銘柄発掘の大きな武器となることでしょう!

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ぽんちよさんの書籍の表紙画像

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