「【投資家】ぽんちよ」(2021年8月27日現在登録者数26.2万人)を運営し、「投資家ぽんちよのブログ」も大人気の投資YouTuberぽんちよさん。今回は、つみたてNISAの非課税枠の限度額である年間40万円を使い切り、さらに資金余力があって投資したいという初心者に向けたアドバイスです。
- 2020年からつみたてNISA投資を始めた人の多くは含み益を抱えている
- つみたてNISAの次の一手を検討するのであれば、一度初心にかえってみる
- 同じ商品を追加で購入する場合も、工夫次第で副次的なリターンを期待できる
投資初心者の入り口として最適な「つみたてNISA」
現在、登録者26万人を超えている「【投資家】ぽんちよ」チャンネルですが、このチャンネルが伸びたきっかけは「つみたてNISA」の解説動画でした。おそらく最近になって投資を始めたほとんどの視聴者の方が「つみたてNISAを始めたい!」ということで、投資を始めたのではないかと思います。
つみたてNISAは年間40万円投資でき、20年間非課税で運用できるとってもお得な制度で、投資の入り口として非常に適しており、多くの投資初心者から愛されている制度です。
つみたてNISAを始めたのだけど、その次は?
つみたてNISAを始めた多くの方がインデックスファンドなどの手数料の安い投資信託から始めたかと思います。人気なのは全世界分散型の投資信託、先進国株式に分散したファンド、そして、最近特に人気なのは米国の株価指数「S&P500」に連動する「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」(三菱UFJ国際投信)や「SBI・V・S&P500」(SBIアセットマネジメント)が挙げられます。
これらのファンドで運用している方は、コロナ以降の急速な株価上昇の恩恵を受けて、ほとんどが含み益を抱えている状態です。
このように、つみたてNISAをしてみて利益が上がり、「もっと多くの資金を投資に回したい!」「つみたてNISAの非課税枠は満額投資しているけど、次はどうすればいいの?」という方も多いと思います。
つみたてNISAを始めた目的はなんでしたか?
つみたてNISAを満額した人の中には、「次は個別株をやるべきですか?」などの質問をしてくださる方もいます。しかし、「つみたてNISAのあとは個別株!」ということを考える前に、ぜひあなたの投資(=つみたてNISA)を始めた目的を思い返してください。
つみたてNISAは、最長20年間、非課税で運用できる長期の資産形成制度であり、そして年率3~5%程度の安定したリターンを期待できるインデックスファンドを買っているあなたは、おそらく「つみたてNISAでじっくりと資産形成をしていきたい!」と考えた方だと思います。
そして、もしその投資の目的がいまも変わっていないのであれば、つみたてNISAを満額した後も「じっくりと資産形成をしていく」ということを軸に投資を考えるべきであり、つみたてNISAを満額したからといって、あえてインデックス投資以外の投資を選ぶ必要はありません。
このため、毎月の積立金額を増やすのであれば、つみたてNISA口座以外の課税口座(一般口座・特定口座)で、つみたてNISA同様の投資信託を買うのが、「一番投資の目的にあった投資先」といえることでしょう。
購入する商品は同じでも買い方を変えることでお得に投資を!
「つみたてNISAを満額したのちも、インデックスファンドを買うことをおすすめします」と話しましたが、すでに積み立てているインデックスファンドさらに増額する場合には、「買い方」に注目してみてください。
例えば、楽天証券やSBI証券では、それぞれ楽天カード・三井住友カード(NL)で投資信託を購入することでポイントを獲得できます。
このようなお得な制度を活用することで、インデックス投資でのリターンを得るだけではなく、ポイントという副次的なリターンを獲得することができます。
実際に楽天証券・SBI証券のどちらかでつみたてNISAを実践している人が多いと思いますので、ぜひ、自分が持っていなネット証券を口座開設して、そちらでもクレジットカード決済によるポイント獲得の恩恵を受けるようにしてみましょう!