獲得したポイントを現金に換えられる

「日用品を5000円分くらい買って、17万円をもらう」――。

最近、筆者の妻が行った実際の話です。一体どういうことでしょうか? 詳しく聞いてみました。

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妻によれば、この嘘のような本当の話のウラには「ポイントサイト」があるとのこと。ポイントサイトとは、インターネット上のウェブサイトを経由して、買い物などを行うことでポイントを獲得できるサイトです。獲得したポイントは現金に換えることもでき、「お小遣いサイト」とも呼ばれています。

「ネットで買い物するだけでお金がもらえるなんて怪しい!」と警戒してしまう人もいるかもしれません(筆者もその一人)。まずはその仕組みについて簡単に整理してみましょう。

ポイントサイトは、広告主から広告費をもらって運営されています。この点はテレビや新聞、雑誌などと変わりません。これらのメディアと違うのは、サイトの利用者に広告費の一部をポイントとして還元することにあります。利用者がポイントサイトを通じて商品を買ったり、サービスを利用したりすることは広告主にとってもメリットであるため、まさに「トリプルウィン」の仕組みというわけです。

【図表】ポイントサイトの仕組みイメージ
ポイントサイトの仕組みイメージ

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5人分の申し込みで17万1000円

広告主によってはSNS(FacebookやTwitter、Instagram、ブログなど)での拡散を禁止しているところもあり、具体的な企業名やサービス名は書けないのですが、筆者の妻が利用したのは、大手食品・飲料メーカーの通販サービスです。

ポイントの獲得条件は、同社の定期便サービスに申し込み、3回目の受け取りが完了すること。たったそれだけで、キャンペーン期間中は3万円分前後のポイントが付いたということです。

しかも、同キャンペーンには「※同一住所(世帯)でも別名義かつ別端末でのお申し込みであればポイント追加の対象となります」との記載がありました。ここに目を付けた妻は、本人・父・母・妹・夫(筆者)のスマホを駆使し、計5人分の申し込みを行いました。

獲得できるポイントはタイミングによって異なり、本人の申し込み時は2万8000円分、父・母・夫の申し込み時は3万5000円分、妹の申し込み時は3万8000円分でした。締めて17万1000円ものお金を妻は手にすることとなったのです。

ちなみに、購入するのはコーヒーや洗剤など必要な日用品だけ。ポイントのために不要なものまで買っているわけではなく、5人×3回の購入額は5000円程度でした。これほどまでに還元率の高いキャンペーンはあまりないそうですが、「どうせ買うなら、ちょっとでもオトクに」が妻のポリシー。そのITリテラシーを筆者も見習わなければなりません。