元気で凶暴なのもセレブ犬ならではのDNAなのだワン!

ところで、ビションフリーゼてどういう意味?
調べてみました。綴りはBichon frisé。
フリーゼは「縮れた」、ビションは、もともとバルビーションという言葉の省略語なの。
バルビーションとは、プードル種の祖先で巻き毛が特徴のバルビーという犬種からきた言葉で、ビションフリーゼは、白い毛並みのマルチーズ種と、バルビー種などを掛けあわせてできた犬種なのです。
ビションフリーゼが小型で、真綿のような白い毛で覆われているのは、マルチーズ種に由来するのだけど、一方、バルビー種は大型犬で、縮れた毛が特徴なの。狩猟犬の中でもとりわけ水に入るのが大好きで、水鳥の狩猟でどろんこになって大活躍するウォータードッグ! しかも、バルビー犬は狩猟犬として活躍するだけではなく、戦場で落ちた矢を回収するの役目をした勇敢さも備わっているのだワン!

そうなの!
ハナちゃんが元気なのは、先祖の血が濃いから!
リコたん、いいですか? 白い悪魔だの、怪獣だのと言ってるけど、ハナちゃんは、誇り高き戦士でもあるの。女の子だけど、先祖の血が騒ぐので、おとなしくはしてられないのよ!

ハナちゃん4

ビションフリーゼの先祖であるマルチーズは地中海のマルタ島(シチリアの南にある)が原産で、バルビーはフランス原産。だから、日本で暮らしても、地中海的な陽気さと、おフランスな気位の高さはなかなか抜けません。
そしてビション犬は、繁殖地によって、いろいろな呼び方があるのね。
イタリアのボローニャで繁殖したのは、ボロニーズ(パスタみたいでおいしそう!)。
それから、カリブ海のキューバ島ハバナで繁殖したのは、ハバニーズ。
そして、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島で繁殖した犬種が、今のビションフリーゼに一番近いとされてるワン。テネリフェは有数の観光地なので “テネリフェ” と呼ぶと、よりセレブっぽく聞こえるんじゃないかな?
ビション種が、あちこちで繁殖したのは、水を恐れず、船が大好きで船乗りさんたちにも愛されたからだとか! 
そうか、ハナちゃんはDNA的に船酔いOK! 乗り物にも強いの!

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ハナちゃん1

いやいや、仔犬ながら、とても元気がいいわけは、よーくわかりました。
というわけで、リコたんは、週のうち、2回ないし3回、ハナちゃんを犬のようち園に通わせています。
リコたんひとりではとても手に負えない、ハナちゃんのしつけが目的なんです。
元気のいいのはわかるが、凶暴なところをなんとかしてくれ……。

って、いいながら、リコたん、「鬼のイヌまに洗濯」とかいっちゃって、が息抜きしようとしてる魂胆はみえみえ。
犬のようち園は、たしかに ワンちゃんのしつけ教室です。
でも、本当の目的は、飼い主のリコたんのセレブ化計画の修行!
飼い主の心構えを変えて行く、犬のようち園については次回お話しましょう!

今回は、ビションフリーゼの歴史から学びました。
ハナちゃんのセレブ犬たるゆえんを!
ハナちゃんと暮らしていくには、ハナちゃんのDNAにふさわしい、ライフスタイルを目標に!
それにしても、ハナちゃんのDNAはたくましい!
宮廷の王さま、貴族さまの、権謀術数を身につけて、世の中が荒れ狂おうが、辛酸をなめようが、どんな世の中も渡り歩いて、今までセレブ犬のプライドを保ってきたその根性!
いやはや、脱帽でございます。

はい、多少の苦労はなんのその!
堪えてみせます、リコたんも!
飼い主根性を鍛えてですね、21世紀のセレブで豊かなマネーライフへ。
ハナちゃんと一緒に駆け巡る怒濤の日々はまだまだ続くのです。
おかげで、ハナちゃんのために(というか、まんまと翻弄されて)、結局9回お引っ越ししました!(確かに、何かに行き詰まると、環境を変えれば、劇的に良くなることが起こる!――まあ、その話はおいおいにね!)
なので、今お話してる段階はまだ序の口! うへっ!
では、今日はこのあたりで、バイバイ♪

トラリピインタビュー

次回は11月30日に! 

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