画家に愛された元祖宮廷スーパーモデル

フランソワ1世さまのお気に入りはダ・ヴィンチ先生。そして、ベルサイユ宮殿の花として君臨したポンパドール夫人は、画家フランソワ・ブーシェ先生に肖像画を描かせましたが、ブーシェ先生の愛弟子ジャン・オノレ・フラゴナール先生も、師匠とともにベルサイユ宮殿のお抱え画家となり、王さまや貴族さまに愛された貴婦人たちとビション犬をテーマにした作品を多く残しているのだワン。
それから、スペインではカルロス4世の宮廷画家で、『裸のマハ』で知られるフランシスコ・デ・ゴヤ先生もビション犬をモデルにたくさん描いてるのね。あと、イタリアではルネサンスの巨匠・ヴェネチア派のティツィアーノ・ヴェチェッリオ先生も!
白いビション種のワンちゃんは、か弱い女性や子どもでも抱えることができて、その白い可憐な姿は、貴婦人と一緒に描く構図にとても好まれたのね。
首や、頭に赤いリボンを結んで超かわゆい! でもって移動はいつもバスケットに入れられて、ずっと高貴なセレブたちに寄り添ってきたのです。
絹のような白い毛並みは、それだけで高級感を醸し出しす! だから、ちょっと気位も高いのだワン。

ハナちゃん

と、いうわけでお気づきでしょうか?
そう、ビションフリーゼは、貴婦人、そして絵を描く人ととても相性が良いのです。
もっともフランス革命の後は、貴族社会が崩壊し、飼い主がいなくなったビションフリーゼにも危機は訪れたの。
とにかく、生き延びることすら大変で、サーカス犬に売りとばされるのはまだまし。気にそまない曲芸をやらされたり、セレブ犬としては辛酸をなめ、苦汁を飲まされる生活に甘んじた日々もあったの(涙)。
でも、したたかに生きぬくことを学んだわ。
これ、ちゃんと、リコたんに教えてあげるからね。
セレブ犬はやっぱりセレブな人が好き! 気品の備わった優雅なセレブ!

フランスでは革命後、ヨーロッパの、そして世界の経済社会を牽引するブルジョワのみなさん(今日的おセレブの大先輩!)が現れました。
マネーの力で、ぐいぐいと、世の中の暮らしに産業革命と近代化をもたらし、彼らの愛する奥さまやお嬢さまたちは、かつての宮廷で愛されたビションフリーゼを競って飼うようになり、再び人気を盛り返したの!
ビションフリーゼはセレブのアイコン! 19世紀末は印象派の画家たちも、たくさん描いてくれて、セレブ犬スーパーモデルの面目躍如となったのね!
印象派だと、オーギュスト・ルノワール先生とかクロード・モネ先生がビションファンとして有名なんです。

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ハナちゃんも、ヒルズ族御用達の六本木の高級ペットショップにやってくる大勢のお客さんの中で、リコたんを飼い主に決めたのも、リコたんが絵を描く人だったからなの。
有名画家のモデルだったDNAが騒いで、とにかく注目を浴びるのが好き!
元祖ワンちゃん界のスーパーモデルで、人気ワンちゃんアイドルなの!
だから、かわゆく描いてもらえると本当に嬉しいのだワン!
まあ、そのうち、名作『裸のハナ!』も描いてね、リコたん!
ポーズ取るワン!

で、あとは、リコたん自身に、セレブ犬の飼い主としてふさわしい貴婦人の素養を身につけてもらったら、パーフェクトなんだけどぉ!

いやいやいや、リコたん、普通の庶民ですからぁ。
まんが描くだけで、本当に精一杯で⋯⋯。

ふふふ、まあまあ、これからまだまだたっぷり磨き甲斐があるというもの。
ハナちゃんの目指すセレブライフにしっかり付き合ってもらいますから!
そうだな、まずは、仕事場のお引っ越しを目指しましょう!

は? え? 引っ越してきたばかりですよ!
――だからぁ、もうちょっと絨毯の似合う⋯⋯。
そ、そうね。壁と畳が悲惨なことになってるから。でも、ここを出るときの現状復帰に、またいくらかかることかと、思うと、うーん。
あ、はい、わかったってば。その黒い瞳でじいっと見つめれたら!
もう、かわいすぎる、そういうときのハナちゃんて!

ハナちゃん2

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