「かわいい」で満腹にならないために
さてさて「かわいい」はビジネスシーンにおいても、お金を生む重要なキーワードになっています。
多くの人が「かわいい」と認めたものは、トレンド入りし注目を集めます。
実際、SNSでもバズる傾向にあるのが「かわいい」仕草の動物や赤ちゃんの画像や動画。
「かわいい」で注目を集め、話題をさらうのだから、新商品の開発などの「かわいい」要素を盛り込むことは、とっても大事!
とくに今どきは、みんなどこか心が渇いているし、この過酷で終わりが見えないご時世を生きていくと、心もいつの間にかヒリヒリと傷んでいます。
そんな心を癒してくれるのは、「かわいい」モノに限ります。
そういう意味でも、リコたんの傍にいる「かわいい」ハナちゃんは、有難い存在なのです。
中身は怪獣犬だけど、どんなことしても「かわいい」から!
なので、「キモかわいい」とか「ブサかわいい」がもてはやされるのもわかります。
ただ「キモい」「ブサイク」ではなくて、そこに人の心を癒すかわいさがあるからなのよね。
そうなのだワン!
ハナちゃんがいいたいのは、誰にだって、どんなモノにだって「かわいい」ところがあるってこと。
そのかわいさに気がついて、人を癒すことができたら、素敵なことなのだワンフル!
もちろん、それはビジネスのヒントになるし、マネーちゃんにいろいろ働いてもらうときも、「かわいい」をキーワードに投資する商品をいろいろ検討するとか。
これもじっくり研究したい課題ですね。
もっとも、あまりに「かわいい」を連発すると、「かわいい」という言葉がいささか食傷気味になることも。
世の中が「かわいい」で埋もれてしまうと、「かわいい」ことの価値がだんだん下がって、だれも「かわいい」ことに価値をみいださなくなってしまうかも。
いわば経済用語でいう「限界効用逓減の法則」だと。
実は、ハナちゃんが、「かわいい」に敏感に反応するのも、価値というものは絶対的ではなくて、変動するんだってことをリコたんに気づいてもらいたいためなのだワン!
かつて、バブル経済が一気に崩壊したように、「かわいい」の価値もバブルが弾けるように破綻したら、「かわいい」文化は終焉を迎えることに!
そうならないためにも、ハナちゃんは、絶対的な「かわいい」を永遠にキープしようと、日夜努力も怠りませんのだワン!
え? 価値というものは絶対的ではなくて、変動するんじゃないの?
うふふふ。ハナちゃんをタダの「かわいい犬」だと侮らないでね。
絶対かわいい君主犬なのだから。
金ののべ棒より最強!
なので、ときどき、牙をむく!
ギャフ!
でも、かわいいでしょ!
てなことで、次回は9月30日に!