家計管理を始めるにあたり、家計簿を始める方は多いと思います。一方、家計簿って正直面倒くさいし、毎日書くのなんて続かない……と、躊躇してしまう人もいるでしょう。毎月赤字だった我が家でも続けられる家計簿を試行錯誤して作った結果、赤字から抜け出し、貯金までできるようになりました。今回はそんな我が家の家計簿を紹介したいと思います。

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  • 家計簿の記入は月2回だけでOK! 毎日書く必要はない
  • 水道光熱費は前月ではなく、前年と比較する
  • 家計管理において、特別費の管理がとても大切

「固定費」「変動固定費」「変動費」に分けて管理

我が家では、自作した3つのシートに分けて家計簿をつけています。なかでもメインとなるのが、「固定費」「変動固定費」「変動費」を毎月記録する集計表です。

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ののこさんオリジナルの月々の集計表ののこさんオリジナルの月々の集計表
固定費:毎月発生する一定額の支出(家賃や住宅ローン・駐車場代・お小遣いなど)
変動固定費:毎月発生するけれど決まった一定の金額ではない支出(水道光熱費やスマホの通信費など)
変動費:毎月発生するかわからない支出(食費や日用品費・医療費・被服費など)

書き方はとっても簡単! まず、お給料が入ったら固定費や変動費の事前にわかる欄だけを記入します。あとは、〆日に残りの欄を全て埋めるだけ。変動費は項目別の予算を袋に分けて管理しているので、〆日に袋からお金を出して残高を記入します。変動費の項目は細かくしすぎず、管理しやすいようにざっくりと分けるのがポイントです。

ざっくり家計簿は、
・毎日家計簿を書かなくてOK!
・項目ごとに予算を袋分けしているので、残高の把握がしやすい
・レシートを残しておかなくていい
などのメリットがあります。

水道光熱費は前月ではなく前年と比較する

季節や月によって変動の大きい水道光熱費は、こちらのシートを使って管理しています。

ののこさんの水道光熱費シート前年との比較がしやすい水道光熱費シート

水道光熱費は冷暖房使用量の影響で、季節によって波があります。そのため、前月と比較するよりも前年の同じ月と比べる方が「無駄遣いをしていないか?」をチェックしやすいもの。そこで、前年との比較がしやすいように工夫してシートを作りました。

トラリピインタビュー

検針票が届いたら、こちらのシートに記入して検針票は破棄しています。以前は検針票をノートに貼って管理していましたが、このシートに変えてからは一目でわかるようになりました。

特別費は月々の家計とは別に管理

家計管理をするにあたって、とても重要なのが特別費です。そもそも特別費とは、毎月決まっている支出(固定費や変動固定費)以外で、1回の出費が比較的大きく年に数回しかない支出のこと。

我が家の場合は、
・家族の誕生日プレゼント代
・ふるさと納税
・自動車税
・保険料(一括払いのもの)
・旅行代
などを特別費としています。

家計管理を始める前は特別費の予算を作っておらず、突然の支出などがあると毎月の家計計画が崩れてしまっていました。月々の家計とは別で特別費の予算を設けてからは、毎月貯金できるようになり、大きな支払いがあっても焦らなくなりました

ののこさんの特別費シート家計管理において重要な、特別費の管理

特別費も月々の集計表、水道光熱費と同様に、自作のシートで管理しています。シートの使い方は、年に2回、ボーナスのある6月と12月に半年分の特別費を予想して記入するだけ。

これにより、いつ頃どのくらいの出費がありそうかを把握できる&年間の特別費支出がどれくらいかがざっくり分かるので、家計を見直す時にも役立ちます。年に2回、必ず予算立てをするのがポイントです。

ちなみに特別費予算の貯め方には、ボーナス一括、毎月積み立て、ボーナス+毎月積み立てなど色々あると思いますが、我が家はボーナス+毎月積み立てで貯めています。

家計管理を始めて約2年、自分に合った自作シートを使うことによって、今まで続かなかった家計管理が続けられるようになりました。お金は一生関わっていくことなので、無理なく続けられる家計管理方法を見つけるのが大切だと思います。

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