「家計管理、まず何から始めていいのか分かりません」という質問をたくさん頂くので、全く貯金が出来なかった私がやった15の事を書き出してみました。だいたいやった順番通りに書いてみましたので良かったら最後まで見てみてください。
1番簡単そうな小銭貯金から始めた
まずは何よりも先に、「ゆうちょ小銭貯金」を始めました。なぜこれを真っ先にやったのか、それは1番頭を使わずに簡単に出来そうだったからです。
自分が楽しいと思うことしか長くは続かないだろうと思ったので、家で缶などに入れる小銭貯金でもよかったのですが、通帳に毎回入れると数字が可視化されると思い、お金が増えていくという感覚が1番分かりやすいと思って、敢えて通帳に小銭を入れていくことにしました。
財布の中に入っている小銭を、時間があるときにゆうちょのATMに入れていくだけなので頭は全く必要ありません。自分が出来ることから始めました。
カード利用を一旦やめて請求額をゼロにするまで使わないと決めた
光熱費や携帯代など、カード引き落としの固定費は別で、カードを使う癖を一旦やめました。
とはいえ、これをやっている最中にテレビが壊れてしまし、それは仕方なく手数料が無料の2回払いでカードを切りました。トホホ…
これを支払い終わるまでに半年くらいはかかった記憶があります。その間も欲しいものがあってもなるべくカードは使わずに、かなり我慢した生活が半年間ほど続きました。
これは禁煙にとても似ていて、「欲しいものを我慢する=吸いたいものを我慢する」という感覚にソックリでした。
とにかく欲しいものを買うことを我慢するしかありませんでした。それもそのはず、身の丈にあっていない衝動買いをカードでしていたのを、いきなりカードが使えなくなるんです。結構な禁断症状がありました笑
デビッドカードを作ることを検討した
クレジットカードは、翌々月末くらいに引き落とされます。
もうとっくに買ってから時間が経ち、下手したらその物自体も食べてしまったりなくなったものに対してお金が減る事にとても苦痛を感じていたので、デビッドカードを作ることにしました。
デビッドカードは銀行口座にあるお金の範囲で買い物することが出来て、即時に銀行の残高から引き落とされますので使い過ぎを防止できます。
楽天銀行デビットカード(JCB)なんかは、楽天のポイントも同時に貯まるので良いかと思います。 年会費も永久無料で審査不要、即時発行で、100円の買い物で楽天ポイントが1ポイント付きます。
図書館に行き、お金の本を借りまくった
お金のことを勉強するために図書館に2週間に1回必ず出向き、次から次へとお金の本を借りまくりました。1回に5~6冊ほど借りて2週間の間に読んで、また借りにいくを繰り返しました。
面白くない本もたくさんありましたが、数打てば当たるで、ためになった本もたくさんありました!
冷蔵庫を徹底的に整理して掃除した
家計管理が下手な人は冷蔵庫の中が汚くて、何が入っているのか把握出来ていない人が多いと本で読みました。それもそうだと、冷蔵庫の中身を全部出して、不要なものを全て捨てて、冷蔵庫を拭き掃除しました。
賞味期限が切れた瓶、腐った野菜、奥からどんどん不要なものが出てきてびっくりした覚えがあります。
この時に買ったものを大事に出来ない事を自覚しました。そりゃお金が貯まるわけがないですよね。
ノーマネーデーを意識して増やした
ノーマネーデーはお金を使わない日という意味です(直訳すると違うんだけどね)。お金を使わない日を増やすって結構お金が貯まります。なるべく意識して使わないようにしました。
かといって、お金を使わないようにする=家でつまらない日を送ることではありません。始めはお金を使わない日を作る事に特化しすぎて、つまらない1日になってしまったこともあって反省しました。1年365日の貴重な1日を無駄にした気にもなります。
お金を使わない日が多ければいいってものでもないので、バランスが大切です。
携帯を格安simに変えた(マイネオ)
auからmineoに携帯を変えました。
変えるまでは仕組みを理解したり、電波ってどうなの?ギガ数は足りるの?自分で変更できるの?auはどうやって解約したらいいの?など分からない事だらけでしたが、勇気を振り絞って変えました。
その結果、我が家の携帯代は1人月12,000円だったのが、1人2,000円ほどになりました。本当に変えてよかったと思います。
袋分け家計管理を始めた(1日2,000円財布に追加システム)
1週間15,000円生活を始めはしていたのですが、どうもしっくり来ない。月曜日に15,000円を入れて日曜日まで生活するのですが、お金が多いのは月曜日だけで、それ以降はどんどんお金が減っていくシステムだな。と思って、
お金が増えていくシステムはないものかと考えた矢先に1日2,000円財布に追加システムを思いつきました。とはいえ、始めは1日3,000円からスタートさせて、慣れてきたら2日に5,000円財布に追加システム、そして現在1日2,000円と、段階を踏んで2,000円になりました。
ふるさと納税を始めた
ふるさと納税もお得と聞いていたのでやってみました!こればっかりは、やってみないと理解が出来ませんでした笑
ふるさと納税についても記事を過去に書いたのでよかったらみてみて下さい。
光熱費を徹底的に見直した(固定費)
固定費も徹底的に見直しました。家賃とかは変えられないので1番やりやすそうな光熱費の、ガス代・電気代・水道代の3つを徹底的に見直しました。
特にガスは、プロパンガスだったので、そもそもが都市ガスより高く、プロパンガスのガス屋ごと変えよう大作戦を行いました。いろんな事が勉強になってとても今となっては楽しかったです。
メルカリやブランディアで不用品を売った
中古のブランドではないものはメルカリで、ブランド物はブランディアで売りました!
メルカリで特に印象に残っているのは電気代がとても高かったオイルヒーターが5分で売れた事、ブランディアはタンスの肥やしになっていたヴィトンのリュックサックが5万円で売れた事です。
売ったもの全て、何一つ後悔してません。
特別費一覧表を作って年間かかるお金を把握した
家計簿は書いてましたが、月のお金の収入と支出しか把握していない事に気づき、年間の出費(年払いのものや自動車税など)を把握しようと思い、特別費一覧表を作りました。
年間の支出が一目瞭然になり、家計管理がより一層視覚化されて分かりやすくなりました。
投資信託を始めた
子供の定期貯金、定期といえど、利率がほとんどゼロに近かったので、なんか無駄だなあと感じていたので、思い切って全額を投資信託に入れる事にしました。
私はSBI証券で口座開設をしました。
wealthnaviを始めた(ウエルスナビ)
これも投資信託と似たようなものですがロボットにお任せで手数料は1%かかるといったものです。面白そうなので10万円だけ入金してみました。10万入れて、現在11万円ほどになっています。
今後毎月一定額を積み立てていこうかと考えてます。
欲しいものはモニターサイトを利用して応募しまくった
特に化粧品ですが、少し試してみたい新商品や、使ってみたいもの、たくさんありますよね。
そういったものはモニターサイトを探して登録して、毎晩ぽちぽち夜寝る前に応募しました。私はモニプラというサイトが結構好きです。
事前に欲しいものがピンポイントで応募出来るので当たったときは本当に嬉しいですし、最近の商品って成熟化されていて「最強に良くなかった」てものがあまり少なく、大抵いい感じな気がします。
結構フォロワーさんが多いから当たるんでしょ? てよく言われるんですが、そんなこともなくて、フォロワーさんが少なかった頃からちらほら当選してました。当選した時に来るメールが嬉しい事!笑
ハガキを書いていちいち投函するようなのは面倒なので嫌ですが、寝る前に欲しいものの応募ボタンを押すだけなので、寝る前に欲しいものを探してなければそのまま寝る、あればポチるという習慣がありました。
ポイントは闇雲にポチらないこと。欲しいものだけをポチることです。
まとめ:色々やってみるのが吉
1番思ったのが格安simの時です。
- 電波は悪くないのか?
- ギガ数は足りるのか?
- 使いにくくなるのか?
- 変更の際はすごく面倒なのか?
色々頭によぎり、勉強して理解するまでに3ヶ月かかりましたが、結局やってみない事には頭に入りませんでした。そして3ヶ月間迷って結局格安simのマイネオに変えて、とても良かったのです。
その時に思いました。「迷っている時間の方が無駄だった」と。よく考えたら、格安simも「ダメならまたキャリアに戻せばいい」ので、一旦変えてしまったものが一生変えられなくなるわけではないのです。
合わなきゃ戻せばいいし、ダメだと思ったらやめたらいいのです。それが分かってからは色んなことに挑戦するようになりました。
頭で考えても格安simもふるさと納税も、結局理解出来たのは自分がやってみたからでした。世の中はやってみなきゃ分からないことだらけです。袋分け家計管理だってやって合わなきゃ戻せばいいですし、色々試して自分にあったやり方を模索し続ける事が大切だと思います。
こうだったらどうしよう・・・ああなったらどうしよう。と石橋を叩きながら前に進んでそうで進んでいないよりも、ある程度カンカンと石橋を叩きながらも前に進んで行き、行動した方が断然プラスでした。
何から始めたらお金が貯まりますか? とよく質問を頂きますが、それはそう簡単には答えられません。でも一つだけ言える答えは、色々試してみることです。
今回は私が試してみたことを書いてみました。参考になれたら幸いです。
(あかり貯金生活を基に加筆・修正して転載)