近年、テレビのバラエティ番組や旅行特集などでよく目にする「ドバイ」。アラブ首長国連邦の首長国のひとつで、いわゆる“お金持ちの国”というイメージを持っている方が大半でしょう。基本的に物価が高く、ビール1杯1,500円を超えることもザラにあります。そんなドバイで唯一おトクだと感じるのがセールの時期。今回は、シャネルやフェンディといったハイブランドも割引対象になる年2回の大セールの魅力をご紹介します。
フェラガモのリボンパンプスが3万円
サルバトーレ・フェラガモ、マノロブラニク、ジミーチュウ――。
名前を聞くだけでテンションが上がるブランドの数々が半額近く割引になるのをご存知でしたか?
8月と12月の年2回、ドバイ内のショッピングモールでは「ドバイショッピングフェスティバル」と「ドバイサマーサプライズ」と呼ばれる大々的なセールが行われます。
ショッパホリックにはたまらない年末のセールのロゴ
例えばフェラガモの場合、セール序盤の割引率は30%程度ですが、終盤になると「全品60%オフ」という破格のプライスを打ち出していました(2018年冬のセールの場合)。
定番商品はすぐに売り切れてしまいますが、外国人と日本人の好みの違いなのかフェラガモのシグネチャーともいえるヴァラリボンパンプス(しかも色はベージュ)が最後まで残っていて、元値8~9万円が約3万円に!
そのほか、流行りのミニ財布や鞄、ストール類もすべて日本では考えられない価格に値下げされていました。
ジミーチュウのサンダルがずらり。写真の靴はすべてセール対象
シャネルなどのハイブランドもセール対象に
映画「セックス・アンド・ザ・シティ」でおなじみの高級シューズブランドのマノロブラニクは、MAX90%オフという目を疑うような割引率になっていました。
人気のラインは30%オフで、少し変わったデザインのサンダルやミュールなら1万円台で売られていることも。
驚愕のディスカウント率の高さから、世界中のバイヤーが集まるという噂にもうなずけます。
マノロブラニクの人気ライン「ハンギシ」も30%オフ
フェンディやシャネル、ロエベといった普段セールにはならないようなハイブランドがシークレットセールを開催していたり、表立ってセール告知をしていないものの店員さんに聞くと実は割引コーナーがあったり、お買い物好きの方ならかなり旨味のある国だと感じます。
2018年11月からはVAT(付加価値税)の還付もスタートしたので、さらにおトクにショッピングが楽しめそうです。
セールの時期は、ドバイの公式観光情報サイトのショッピング情報からチェックできます。
ちなみに航空券代は、東京―ドバイの直行便(エミレーツ航空)だと約10~12万円、経由便なら7~8万円程度で、飛行時間は約10時間。
ヨーロッパやアメリカに行くより近く、非日常感を味わうにはもってこいの旅行先といえます。
ボーナスや日々のやりくりで貯めたお金をかしこく使うなら、ドバイ旅行を検討してみてはいかがでしょうか。
※2019年10月時点の情報で、セール内容は毎年異なります。最新のセール情報は直接店舗に問い合わせください。