ロシアによるウクライナ侵攻、資源価格高、円安、米国の利上げなどの影響で、世界の金融市場は乱高下が続いています!「【投資家】ぽんちよ」(2022年3月22日現在登録者数32.2万人)を運営し、「投資家ぽんちよのブログ」も大人気の投資YouTuberぽんちよさんが、混迷を極めるいまだからこそ注目すべき、注目の銘柄について教えてくれます。
- 世界的な原油価格の上昇でガソリン価格も高騰
- 日本固有の問題として円安も進行している
- こうした二重苦の状況でも株価を上昇させている銘柄はある
ガソリン価格急上昇……日本の二重苦と追い風の企業とは?
どうもこんにちは、ぽんちよです! 私は普段はサラリーマン投資家として、日本株・米国株に投資をすると同時に、投資発信者としてYouTubeチャンネル「【投資家ぽんちよ」や「投資家ぽんちよのブログ」を運営しています!を運営しています!投資発信者として「Youtube」「ブログ」を運営しています!
ここ最近のガソリンなど生活費必需品の価格上昇は、資産形成に取り組んで入金力を上げたい投資初心者にとって、悩みの種ではないでしょうか?
ということで、今回はウクライナ侵攻×ガソリン価格の上昇に関するニュースについて解説していきます!
混迷のウクライナ情勢における日本の影響
現在、世界での注目ニュースはロシアによる「ウクライナ侵攻」でしょう。私自身も毎日Twitterでニュースを確認しております。遠い異国の地ではあるものの、痛ましいニュースに関しては聞くのも辛いですが、今回のウクライナ侵攻に伴って、日本の経済・我々の生活にも影響が出始めています。
特に大きな影響がでているのが、原油価格の上昇。WTI原油先物価格は1年間で+72%上昇し、日本におけるレギュラーガソリンの実売価格も1年間で139円から160円まで上昇しています。これは世界への原油輸出国であったロシアが戦争状態に突入、またロシア産原油の国際的な排除の動きに伴い、世界での原油不足が起こっているからです。
ガソリン代が上がる理由は原油高だけではない……
車保有者の頭を悩ますガソリン高ですが、前述の世界的原油高に加え、日本固有の問題として円安進行も大きな影を落としてします。
3月に入ってからドル円チャートは、115円から一時119円まで円安が進行。原油を輸入に頼る日本は、円安により輸入コストが上乗せされ、原油高×円安の二重苦の状態となっています。
原油高で恩恵を受けているのは?
生活をする上では、この原油高は非常に悩ましい問題ですが、投資の世界ではこの原油高を追い風に、株価を急上昇させている銘柄も存在します。
例えば、日本でも米国高配当株として人気の高い石油関連企業「エクソンモービル(XOM)」は年初来+25%を記録しており、このような原油高は業績の向上につながり株価の追い風としてします。
また、日本企業でも石炭商社である「三井松島ホールディングス」は、原油価格高騰に伴う他エネルギーへの需要拡大の流れを受けて、メイン事業である石炭の価格が上昇し、株価も石炭取引価格に連動し、大きく上昇しています。
このように原油価格上昇は、多くの企業で輸送コスト上昇・利益圧迫などを引き起こしますが、もちろんそれを追い風にする企業も存在するということも頭に入れながら投資をしなくてはいけません。
ぜひ、「○○が起きたら、次は□□の株が上がりそう」など常に仮説を立てながら相場に向き合っていきましょう!