投資初心者の多くが「どんな商品に投資したらいいか分からない」と悩んでいるのではないでしょうか。しかし、最初から正しい運用の仕方や商品選びが分かる初心者はいません。この記事では、初心者におすすめの投資方法である「分散投資」を解説しています。最後まで読めば分散投資の考え方やメリットが分かるので、ぜひ参考にしてください。

  • 初心者こそ分散投資を実践して、資産運用になれることが大切
  • 分散する対象は「資産」以外に、「時間」「地域」「通貨」などがある
  • 手軽に分散投資を実践する手段としては、つみたてNISAが効果的

初心者向けの投資商品は?

資産形成を始めたいと思っても、どんな商品を購入したらいいか分からないという人は少なくありません。資産形成は、まず始めることが大切! 最初は失敗を恐れず、まずは初心者でも理解しやすい商品ラインアップから選んではどうでしょう。

初心者向け商品には数百円~数千円程度の少額からでも始められる投資信託や単元未満株、通販サイトのポイントを使って始められるポイント投資などがあります。金額は少なくても、投資の感覚をつかむのには十分役立つでしょう。

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初心者向けの投資商品について詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。

投資初心者におすすめ! “少額投資”を始める方法

「何に投資するか」は大切。でも「どのように投資するか」がもっと大切!

投資初心者は「とにかく損をしたくない」「たとえ少額でも元本割れは嫌だ」という考え方の罠に陥りがちです。こうした気持ちが障壁になり、最初の一歩が踏み出せないケースも多いのでしょう。

しかし、絶対に元本割れしないと言い切れる投資商品は存在しません。比較的リスクの低いとされるインデックス型の投資信託でも、長期間運用していれば一時的に元本割れすることはあるものです。投資においては、「一時的にマイナスになることはあっても長期的にプラスになればOK」という心構えで取り組むのが成功のコツだといえます。

一時的なマイナスは、どんな金融商品でも避けられませんが、長期間で見るとプラスになる可能性が高いのが分散投資という投資方法です。大きなリスクを取ってでも大きなリターンを期待したい、と考えているのでなければ、まずは分散投資の考え方を理解することから始めましょう。

長期でプラスのイメージ
投資は「一時的にマイナスになることはあっても長期的にプラスになればOK」というスタンスで

分散投資の考え方

分散投資とは、複数の投資先に同時に投資して価格変動リスクを分散し、安定したリターンを目指す方法です。初心者が運用を始める時には分散投資を意識することがとても重要です。

投資先を分散させておけば、ひとつの会社が倒産したとしてもダメージはわずかに抑えられます。分散投資の代表的な商品である投資信託は、この仕組みを利用した最もオーソドックスな方法です。

分散する対象は「資産」以外に、「時間」「地域」「通貨」などが考えられます。「資産」は株式、債券、不動産など資産の種類を分散させること、「時間」は同一の銘柄でも購入時期を分散させること、「地域」は北米、欧州、新興国などのエリアを分散させること、「通貨」はドルやユーロ、円などの通貨を分散させることを指します。

分散投資について詳しく知りたい人は以下の記事も参考にしてください。

分散投資の種類と効用を知ろう

分散投資のメリット

分散投資には、大きく分けて5つのメリットが期待できます。

値動きのリスクを分散(資産分散)

一部の銘柄が値下がりしても、他の銘柄が値下がりしていなければ、資産全体で見たときに値下がりの影響を限定的にできる。

少額から始められる(時間分散)

積立投資なら毎月少額(数百~1,000円程度)から始められます。

高値で一度に買うリスクを回避できる(時間分散)

長期間で少しずつ購入すれば、高値圏で一気に購入するリスクを避けられます

特定の国に偏るリスクを軽減(地域分散)

特定の国の経済環境が悪化したとしても、地域を分散していれば資産への影響は限定的です。

資産が日本円だけに偏るリスクを軽減(通貨分散)

円安が極端に進行すると日本円建て資産の価値は相対的に下落しますが、ドルなどの外貨建て資産にも分散していれば、円安の影響を軽減できます。

高値掴みのリスクを回避する
長期間で少しずつ購入すれば、高値圏で一気に購入するリスクを避けられる

やみくもに分散すればいいわけではない!

安定的に資産形成するなら、分散投資は非常に有効な手法であることがお分かりになったと思います。しかし、やみくもに複数の銘柄を持てばいいということでもないことに注意しましょう。

例えば、全世界株に投資する銘柄と米国株に投資する銘柄に半分ずつ投資したとします。全世界株といっても、その内訳を見てみると実は米国株の割合が50%超という銘柄が大半です。これに米国株の投資信託を追加すれば、結果として米国株一極集中になってしまいます。

分散投資をする際には、投資信託の「名前」で銘柄を選ぶのではなく「中身」までしっかりチェックして割合を考える必要があります。

その分散投資、本当に意味ある?

初心者でも簡単に始められる分散投資

最後に、初心者が分散投資を始めるのにおすすめの方法を2つ紹介します。

1. つみたてNISA

初めての投資で迷っているなら、まずは「つみたてNISA」を検討しましょう。つみたてNISAは、年間40万円までの少額投資が20年間非課税になる制度です。購入できる商品は手数料が安く運用成績が安定した投資信託(一部ETFも含む)に限定されており、初心者でも使いやすい制度設計となっています。

複数の地域や資産に投資する投資信託を選べば、1つの商品で4つの分散投資が一度に実現できるかもしれません。

2. ロボアド

ロボアドとは、投資にかける時間やまとまったお金がない人に向けて、資産運用のアドバイスや運用を代行してくれるサービスです。

利用者のリスク許容度や好みに応じて最適な運用方法を提案してくれるので、投資初心者でも簡単に資産運用を始められます。ただし、つみたてNISAで行う資産形成同様、元本保証でないことは理解しておきましょう。

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