青山剛昌先生の『名探偵コナン』には、「良いファンド」の探し方のヒントが満載です。

<2019年4月にはコミックス最新刊の96巻が発売>

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週刊少年サンデーで『名探偵コナン』の連載がスタートしたのは、今から四半世紀前の1994年。2017年には連載1000話を達成し、週刊少年サンデーで歴代史上最長の連載期間を誇ります。2016年には、TVアニメも放送20周年を迎えました。

1997年からは毎年4月に劇場版映画も公開されています。珍念は、2018年に娘と「コナン映画を見る会」を立ち上げ。2人の予定が合う週末にレンタルDVDでコツコツ視聴を積み重ね、秋になってようやく全22作品コンプリートしました。

個人的ベスト5は、誰が何と言おうと(誰も何も言わないと思いますが)、以下のとおりです。
(タイトル冒頭の「名探偵コナン」は省略。<>内は劇場公開年)

①ベイカー街の亡霊<2002年>
⇒(人工知能)の暴走で、コナン含む50人の子供がゲーム世界で人質に

②戦慄の楽譜(フルスコア)<2008年>
⇒音楽アカデミー出身者が狙われる連続殺人事件。コナンは、実は音痴?

③11人目のストライカー<2012年>
⇒Jリーグ20周年のコラボ作品。当時活躍していた選手本人が声優を務める

④天国へのカウントダウン<2001年>
⇒西多摩市のツインタワーが舞台。歩美ちゃんなど少年探偵団が大活躍

⑤時計じかけの摩天楼<1997年>
⇒劇場版シリーズ第1作。次々と犯行予告を覆す爆弾犯とスリリングな対決

2019年4月12日には、劇場版シリーズ23作品目となる「紺青の拳(フィスト)」が公開されます。娘はたぶん友達と行くので、珍念はぼっち鑑賞です。トホホ。。。

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週刊誌連載、TVアニメ、映画がいずれも20年以上続いている『名探偵コナン』ですから、劇場版最新作がハズレの可能性は限りなく低いはず。貴重な休日を使い、わざわざ映画館に行ってお金を払っても、十分なリターンが見込めます。

時間もお金も有限な一般ピープルにとって、この「安心感」は大きな魅力。実は、個人が投資信託(投信)を選ぶ際にも、「長い期間運用されている人気商品=ロングセラー投信」に注目することは、効率的な資産づくりの近道といえるのです。


実績がある人気店なら安心。食事も投信も同じです

ロングセラー投信の魅力は、大きく3つ挙げられます。

①おいしいレストランには行列ができます。同じように、良い投信には資産が集まります。たくさんの純資産残高を集めている投信には、それだけたくさんの投資家に選ばれているということです

②売れている投信には、運用会社も力を入れます。経済環境が変わったときの運用面での対応や迅速な情報提供など、人気商品ならではのきめ細かなアフターフォローが期待できます

③世界最大の投信評価会社である米国のモーニングスターは、運用期間が3年未満の投信には格付けの「★」を付与しません。運用期間が短い投信は株価急落などを経験していないため、真の運用力が測れないためです

ここではさらに慎重を期して、運用期間が5年ある人気ファンドをロングセラー投信と呼ぶことにしましょう。2018年末時点で5年間の運用があれば、日経平均株価が1日で1143円も下落した2013年の「バーナンキ・ショック」や、同じく1日で895円下がった「チャイナ・ショック」も乗り越えていることになります。

では、5年間の運用実績を持つ人気ファンドにはどんな特徴があるのでしょうか。下のグラフは、金融庁が2019年1月に発表した資料に掲載されているものです(販売会社における比較可能な共通KPIの傾向分析 PDFの5ページ)。

■人気ファンドの5年間のリスク・リターン傾向
(預かり残高上位20銘柄の加重平均)


(注1)基準日は2018年3月末
(注2)2018年12月末までに、金融庁に報告があった金融事業者(100先)の公表データを集計。主要行等には、主要メガ系信託を含む
(注3)リスクは、過去5年間の月次リターンの標準偏差(年率換算)。リターンは、過去5年間のトータルリターン(年率換算)
(注4)図の点線は回帰直線
(資料)金融庁

このグラフは、銀行や証券会社など各販売会社の投信預かり残高上位20銘柄のうち、運用期間5年以上の投信のリスクとリターンの関係を検証した結果です。5年以上運用されている人気投信=ロングセラー投信の運用力を示しています。

グラフは、リスク(横軸)が高くなるにつれ、リターン(縦軸)も高くなっています。リスクの高さとリターンの大きさが比例関係にある。つまり、ロングセラー投信は、リスクを取れば、その分リターンとして報われる傾向がみられます。

投信には、リスクが大きい(価格のブレ幅が大きい)割にリターンが小さい、言い換えれば、値動きにドキドキした割に収益が少ないものがあります。一方、ロングセラー投信は、投資家の期待に応える運用力を備えているといえそうです。

投信は預金とは違い元本保証がないので、いつでも誰でも必ずリターンが得られるわけではありません。しかし、商品選びの際にロングセラー投信をチョイスすることで、取ったリスクに見合ったリターンが得やすいといえるでしょう。

どの投信にしようか迷ったら、

■運用期間が長い(できれば5年以上)
■純資産残高が大きい(投資家に人気があるので資産規模が大きい)

――ものから検討すれば、安心感のある「良いファンド」と出会える確率がグッと高まります。

『名探偵コナン』では、少年の姿になった高校生探偵・工藤新一が、わずかなヒントを手がかりに次々と難事件を解決していきます。資産づくりで悩んでいる皆さん、その難問解決のカギは「ロングセラー投信」かもしれませんよ。