家計の改善において、節約と同じくらい大切な「収入を増やすこと」。とはいえ、誰もがそう簡単に働いて収入を増やせるわけではありません。そこで本連載では、家事と育児、在宅ワークを両立する人気インスタグラマー・もちこさんに、仕事探しのコツや、家庭とのバランスのとり方について語っていただきます。第1回の今回は、そもそも働き始めたきっかけや、働き始めてからの家計の変化について伺いました。

  • 家族が休日なら、子供が熱を出しても仕事を休まずに済む
  • 在宅勤務なら、歳をとって体力が落ちても続けられる
  • 無理して働きに出なくても、節約でお金を浮かせることも立派な収入UP

まずは個人事業主として趣味を仕事に

以前働いていた携帯ショップは、勤務時間が朝から夜遅くまでの上、体調不良でも休みにくい環境でした。子どもが生まれたら、急な発熱で仕事を休まざるを得ない日もあるはずですし、ますます働きにくそうだな……と思い、切迫早産で入院したのを機に退職しました。

ところが専業主婦は全く向いていなかったようで、「子どもが熱を出しても会社に迷惑がかからない形で働きたい!」と思ったのが、再度働き始めたきっかけです。

主人の休日なら子どもが発熱しても出勤できると思い、まずは子どもが1歳半の時に、イベント関係の仕事を個人事業主として開業しました。私はたまたま趣味を仕事にしましたが、思いつかなければ主人の休日や帰宅後に、コンビニや飲食店等でアルバイトをしていたと思います。

おばあちゃんになっても続けられる仕事を模索

現在は、企業の正社員として自宅でWEBコンテンツ作成の仕事をしています。

これまで個人事業主として頑張ってきた仕事は、天候などに左右されやすく体力も必要な業務です。次第に「若いうちは頑張れても、ずっとは続けられない」と考えるようになりました。

おばあちゃんになって体力が落ちても自宅で続けられる仕事を探そう、今からでもできることはないかな? と模索した結果、現在はテレワークでWEBコンテンツ作成などの仕事をしています。

コロナウイルスの影響で、イベント関係のお仕事の収入は当面ゼロになってしまったので、勇気を振り絞って行動して本当に良かったと痛感しています。

在宅勤務なら、万が一の場合でも子どもの面倒を見ながら働くことができます

不安定な売り上げが貯蓄を始めるきっかけに

働き始める前は家にいることがとてもストレスで、夫の家族カードでネットショッピングをして銀行口座をスッカラカンにしてしまうほどの浪費家でした。週末も、昼・ティータイム・夜と外食ざんまい。長期休暇の時期はさらにお財布が大ピンチ!

一方、働き始めてからは、個人事業主ということもあり売り上げが安定しておらず、加えて「来年も同じだけ売り上げられるかわからない」プレッシャーがありました。そのため仕事の必要経費とお小遣い以外は、なるべくお金を使わないよう気を付けるようになりました。

さらに売り上げは都度、定期預金に預け入れて貯蓄するように。あの時、安定したお給料の入る働き方ではなく、いつ収入がなくなるか分からない個人事業主を選択していなかったら、お金に対して危機感を持って貯めておこうだなんて考えには至らなかったかもしれません。

個人事業主の働き方を勧めたい訳ではないのですが、私にとっては貯金を始める良いきっかけになったようです。

出来るうちに出来ることをコツコツ実行する

子どもが小さいうちはなかなか働けなかったり、働けたとしても限られた時間だったりと、働きたくても難しい人は多いと思います。子どもの洋服や習い事代で、貯蓄自体が難しいと感じる人もいるでしょう。無理して働きに出なくても、節約でお金を浮かせることも立派な収入UPだと思います。

私の場合は「元気に働ける期間は有限かもしれない」という思いが復業のきっかけになったように、「お金を貯められる期間は有限かもしれない、今のうちにできる事をしておこう!」と考えたことが、貯蓄を続けるモチベーションになっています。

重要なのは、出来るうちに出来ることをコツコツ実行すること。今はコロナウイルスの影響で、自宅で過ごす時間も沢山あると思います。この記事が、家計や働き方について考えるきっかけになったら嬉しいです。

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