個別株投資をしている人は多い一方、その多くは日本株を運用しており、米国株投資をしている人は少ないようです。一見、難しそうに思える米国株投資ですが、実は投資初心者にもうれしいメリットが沢山あります。そこで今回は、「【投資家】ぽんちよ」(2021年1月29日現在登録者数14.7万人)を運営する今注目の投資YouTuberぽんちよさんに米国株の魅力を教えていただきます。
- GoogleやAppleなど、世界を代表する魅力的な銘柄が米国株に集中している
- 日本市場に比べ、米国市場の方が圧倒的に相場が良い
- 米国株市場は日本時間の夜に開くため、サラリーマンと相性がいい
米国株大好きなぽんちよのポートフォリオ
現在、私の在総資産額は1800万円ほど。そのうち約40%が米国株です。
ポートフォリオの多くを米国株が占める理由として、そもそもGAFA(米国の主要IT企業であるグーグル、アマゾン、フェイスブック、アップルの総称)のような、世界を代表する魅力的な銘柄が米国株に集中していることが挙げられます。
しかしそれ以外にも、私が米国株好きな理由として「米国相場自体の魅力」「会社員の米国株との相性」があります。
米国株市場自体の魅力
日本より米国の方が圧倒的に相場がいい
現状、日本の株価に連動した「TOPIX」と、米国の株価に連動した指数「S&P500」を比較した場合、日本市場に比べ米国市場の方が圧倒的に良い相場といえます。そのため、日本株ではたとえ業績が良い銘柄を購入しても株価が上がらず、一方で米国株は株価が上昇しやすい傾向にあります。
私自身も米国株で利益を上げることは比較的容易ですが、日本株ではなかなか難しいと感じます。日本株をサーフィンで例えるなら、どんな性能の良いサーフボード(株)を持っていても、波のない海(相場)ではサーフィンができないのと同じです。
知ってる銘柄を買っていれば利益が出る
また、米国株の場合は日常で耳にするような「Apple」「Google」「Microsoft」などの企業は業績が優秀で、投資初心者が「とりあえず知っている銘柄だから」と購入しても利益が出やすいです。
しかし、日本株の場合は日常生活でたくさんの企業の名前を耳にすることから、知っている銘柄の中には業績が良い企業・悪い企業が混在しています。そのような状態でなんとなく株を買っても業績の悪い企業の株を買ってしまい、損をしてしまうことが多いでしょう。
投資初心者にとっては、「知ってる銘柄を買っていれば利益が出る」というのも米国株の魅力です。
サラリーマンと相性のいい米国株
日本株の取引時間は9時~15時です。このため、就業時間中に「株価が気になってしまいソワソワしてしまう」という方もいらっしゃるかと思います。また、日中にリアルタイムで株価がチェックできるからこそ、株価下落時に焦って狼狽売りをしてしまった方も多いのではないでしょうか?
一方で米国市場は、日本時間で22時半~5時の間で株価が動きます。このため、「仕事中に株価が気になる」ということもありません。また相場が深夜帯のためリアルタイムで株価を見ることが少なく、比較的落ち着いた長期投資がしやすいかと思います。私自身、米国株価の確認は朝起きたときに一度する程度です。
今まで日本株に投資をしてきて、「株価の上がりにくさ」「仕事中のソワソワ感」にストレスを感じていた方もいらっしゃると思います。これを機に、米国株デビューしてみてはいかがでしょうか。