いま注目の米国株アクティブファンド

日本以上に大きな成長が期待できるのが米国株式市場です。米国株に投資する注目のアクティブファンドを見ていきましょう。

米国株アクティブファンドのイメージ米国株投資はインデックスが人気だが、魅力的な米国株アクティブファンドも少なくない

『アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)』(アライアンス・バーンスタイン)

高い利益成長もしくは持続的な成長が期待できる米国企業に厳選投資するファンドです。「R&Iファンド大賞」を2015年以降8年連続で受賞しており、また、『モーニングスター アワード ファンド オブ ザ イヤー 2021』においては、国際株式(グローバル・除く日本)型部門で優秀ファンド賞を受賞するなど、投資信託の評価機関からも高く評価されている人気ファンドです。

同じファンドで決算回数が毎月の『アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型』は、2022年10月時点で純資産総額が1.8兆円を超える、国内最大の投資信託となっています。

水への投資 世界的に不可欠な資源への投資機会 BNPパリバ・アセットマネジメント

アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし)』の基礎情報
運用会社:アライアンス・バーンスタイン
設定日:2006年5月25日
1年リターン:-2.6%
3年リターン:79.7%
設定来リターン:422.3%
純資産総額:6763億円
信託報酬(年率・税込):1.727%
(2022年8月末時点)

『netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)』(ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント)

主にテクノロジーの発展によって恩恵を受ける米国企業の株式に投資するファンドです。「よりよい投資収益は、長期にわたって成長性の高い事業へ投資することにより獲得される」という投資哲学を持ち、「ボトムアップ手法」と呼ばれる個別銘柄の分析を重視した手法で銘柄選択を行います。

ファンドの設定は1999年で、ITバブル崩壊などの苦境を乗り越えて地道な成長を続けてきました。「R&Iファンド大賞」を2017年から2021年まで5年連続で受賞しています。

netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)』の基礎情報
運用会社:ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
設定日:1999年11月29日
1年リターン:-11.42%
3年リターン:72.48%
設定来リターン:285.64%
純資産総額:7245.0億円
信託報酬(年率・税込):2.09%
(2022年8月末時点)

【徹底比較】米国株アクティブファンド

いま注目のグローバル株式ファンド

アクティブファンドの中には、世界の国や地域の株式に分散投資をしているものもあります。そんなグローバル株式に投資する注目のアクティブファンドも見ていきましょう。

『野村ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド Bコース』(野村アセットマネジメント)

世界の「プレミアム・ブランド企業」の株式を実質的な主要投資対象とするファンドです。同ファンドでは「プレミアム・ブランド企業」を、「流行を創造するデザインや最高品質などに基づくブランド力により、消費者に幸福感・優越感などの感情をもたらすことができる商品やサービスを提供している企業」と定義しています。プレミアム・ブランド企業が提供する商品やサービスは高価格でも消費者に受け入れられると考え、それをファンドの持続的な成長期待の根拠としています。

野村ピクテ・プレミアム・ブランド・ファンド Bコース』の基礎情報
運用会社:野村アセットマネジメント
設定日:2006年8月28日
1年リターン:3.6%
3年リターン:69.5%
設定来リターン:256.5%
純資産総額:228.2億円
信託報酬(年率・税込):1.87%
(2022年8月末時点)

『ひふみワールド+』(レオス・キャピタルワークス)

ひふみワールドプラスは、日本株ファンドで紹介した『ひふみ投信』のグローバルバージョンです。「世界にあふれるビックリ!をみつけにいこう」をコンセプトとし、日本を除く世界の成長企業に投資するファンドです。

ひふみワールド+』の基礎情報
運用会社:レオス・キャピタルワークス
設定日:2019年12月13日
1年リターン:-5.93%
3年リターン:-
設定来リターン:43.82%
純資産総額:2117.16億円
信託報酬(年率・税込):1.628%
(2022年8月末時点)

全世界株に投資するアクティブ型の投資信託5選

パフォーマンス以外にも残高やコストを要チェック!

アクティブファンドは資産運用を実践するうえで有力な選択肢の一つと言えるでしょう。投資対象となる国や地域が同じであっても、組入銘柄が異なればパフォーマンスは異なります。これまでの運用実績が良好なファンドを選ぶことはもちろん、ある程度ボリュームのある純資産総額を持つファンドを選んだ方が、安定的な運用が期待できるでしょう。また、信託報酬などのコストの確認も忘れずに!

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